「仕方がない」から「仕方がある」へ

おはようございます。るーさんです。
少しずつブログを書くスピードが上がっていることを日々感じています。
しかし、目標は30分で記事を書きあげることなので、まだまだかかりそうです。
ぐぬぬ・・・めげない。
#自分が知っている単語は
#相手にとってわからない場合があるから
#相手の思考でわかる単語を引っ張る作業が
#めちゃくちゃ時間がかかる
#自分にとっては物凄く勉強になる!
さて、今日は
「仕方がない」から「仕方がある」へ、というテーマ。
〇コミュニティ・オーガナイジングとは何か
社会を変えるために
日本の学校教育では、行動の仕方を意図的(目的をもってそうする様)に教えることはしていないでしょう。
しかも大人たちが「問題があっても行動しない」選択をしていたら、それを見ている子どもたちも「行動しない」ように育つものです。日本で育った私たちには、社会的アクションの方法論や、それを学ぶ機会が圧倒的に不足しています。
そこで役に立つのが、コミュニティ・オーガナイジングです。
コミュニティ・オーガナイジングとは、人々が力を合わせることによって大きな力を生み出し、社会課題を解決することであり、その方法論を言います。実際、日本でも、コミュニティ・オーガナイジングによって行動を起こす人たちが出てきました。
板橋区の小学校6年生の子どもたちの例を紹介しましょう。
子どもたちは、廃校跡のグラウンドで毎日サッカーをしていました。しかしある日突然、工事のためにボール遊びを禁止されてしまうんです。他の公園に行ってみたり、区内の公園を詳細に調べたりしましたが、ルールや使用時間が決まっていて、満足がいくほどサッカーができないことがわかったんですね。
そこで子どもたちは、大人たちにヒントをもらいながら、区長へ手紙を書いたり、陳情書(住民の希望や要望を書く書類)を書いて、区議会に提出したりするといった、300日間にわたる戦いを繰り広げました。その結果、ボール遊びができる場所の確保に成功したんです!
コミュニティ・オーガナイジングの実践方法について、小学校5年生の女の子、カナメが学校で直面したある課題に対し、仲間とともにコミュニティ・オーガナイジングに挑むストーリーを紹介します。
スノーフレークリーダーシップで活動を広げる
4月に5年生になった主人公であるカナメの学校に、新しい教頭先生が着任しました。教頭先生は、始業式のスピーチで「これから昼休みの時間を、全員が読書する時間にします」と発表したんです。
カナメは動揺しました。
カナメにとって昼休みとは、友達と過ごせる、大好きな時間ですから。
嫌だなあ、と思いながら下校していると、近所に住む女性「ユキさん」に出会いました。
ユキさんは、社会を良くするための団体に所属していて、社会問題を解決する方法を教えている人だったんです。
ユキさんに事情を話すと、「変えられる方法を私、知ってるよ」「これからカナメは、コミュニティ・オーガナイザーになるんだよ」と言われました。
興味を持ったカナメに、ユキさんは、「カナメの同志は誰?」と問いかけます。
同志とは、同じ困難に直面する人々のこと。
となると、カナメの同志は小学校の児童全員で、中心となるのは同級生である5年生です。
続いてユキさんはこう言いました。「まずこの中心となる同志をオーガナイズ(組織すること、計画すること)することに取り組んでみよう」
ユキさんは、学級委員や募金活動の委員長、物語『スイミー』を例に、コミュニティ・オーガナイジングのリーダーシップについて教えてくれました。
こうしてカナメは、リーダーが他のリーダーを育成し、育成された人がさらに他のリーダーを育成する「スノーフレーク(雪の結晶)リーダーシップ」という形をめざすことになるんです。沢山のリーダーがいて、他のリーダーを育成できるようになれば、たくさんの人が活動できるようになりますからね。
〇コミュニティ・オーガナイジングの5つのステップ
ステップ1:ストーリーをつくれ!
コミュニティ・オーガナイジングは、大きく5つのステップに整理できます。
ステップ1は、共に行動を起こすためのストーリーを語ること。
共に行動を起こすためには、まず「私のストーリー」を語るところから始まります。
そして、聞き手と共有する価値観や経験を「私たちのストーリー」として語ることで一体感を作り出し、今行動する必要性を示す「行動のストーリー」へとつなげていきます。
カナメはユキさんと話し、彼女から「カナメにとって昼休みは自由に自分を表現できて、それが認められる時間だったんだね」と言われたことで、「自分のストーリー」に気づくことができました。
「私のストーリー」は自分ではわかりにくいので、誰かに質問してもらい、引き出してもらうといいでしょう(コーチングになります)。
カナメにとっての「私のストーリー」の目的は、同じ学年の子たちにカナメに共感してもらって、一緒に行動したいと思ってもらうこと。
そして「私たちのストーリー」の目的は、同じ困難を乗り越えた経験を思い出すことで、みんなに一体感を持ってもらうこと。「行動のストーリー」では、「私と一緒に考えてください」と、アクションを促すことを目指します。
カナメは、ユキさんにコーチングをしてもらいながら「私のストーリー」「私たちのストーリー」「行動のストーリー」の3つを描き、10人に声をかけて「秘密会議」を開催することにしたんですね~。
現場作業員でいうならば、「みんなが、なかなかヘルメットを着用してくれない問題」をとりあげましょう。
「私のストーリー」は、自分にとってヘルメットを着用することで、自分の命を守ることに繋がるので安心して作業に取り組むことができる行動の1つでした。
では、「私たちのストーリー」にすると、「ヘルメット着用をしていなかったときに起こってしまった事故や、起きてしまうかもしれない事故につながると、その人は最悪死んでしまうかもしれない。一緒に作業を行う仲間が死んでしまう可能性は、みんなでなくしていこう!」。
そして「行動のストーリー」では、自社作業でも現場案件でも、ヘルメットを着用していない人がいたら、どうやって声掛けをしたら着用してくれるのか一緒に考えよう!
このように、自分の問題でもあり、チームとしての問題でもあることは、多くの人を「巻き込む力」が必要になりますね(^^)
ステップ2:関係構築
主人公カナメの「秘密会議」は、うまくいかなかったんです。
みんなの意見がまとまらず、一言も話せない子もいたから。
カナメはこの失敗から、「お互いのことをよく知り合っていく必要がある」という学びを得たんです。
社会を変えるためには、まず同志たちと「こんなことが大事」「こんな社会が見たい」という想い、すなわち「価値観」を共にして、強いチームを作ることが大事です。
#社会という大きなことはしないよって思う人は
#仕事でチーム力をあげたい、って思っている時点で
#社会を変えようとしていることになるよ☺
価値観が共有できたら、共通の「これに取り組みたい」という「関心」を見つけて、それに向かって互いの持つ「資源」、つまり「スキル、エネルギー、時間、人脈、もの」を出し合い、「交換」しながら、一緒に取り組んでいくんです。
ユキさんはカナメに、コミュニティ・オーガナイザーにとって一番大切なのは、一対一で話すことだと教えてくれました。一緒に行動するコミュニティを作っていくためには、集まるだけでなく、個人と個人の関係が必要不可欠なんです。
カナメはみんなとつながりを作れるように、ユキさんと練習をしました。
一対一で話すときは、次のような流れで話すとうまくいきやすいですよ。
ツカミ(注意を引く)→話す目的を言う(興味を持ってもらう)→探求する→交換する→お互いに約束しあう(確約、コミットメント)
先程のヘルメット問題でも、これは有効です。
まずは、チームで動いているメンバーと普段から「1対1」のコミュニケーションをとる必要がありそうですよね。
上記流れでいうならば、注意を引くためにまずは「安全」ということに対して話のネタを相手に伝えます。
他愛もない話をしてから、「工事現場でも安全対策が大切にされているじゃない?安全対策についてどう思う?」
そこから、相手には「どう?」と聞いているので、相手の意見が返ってきます。その意見を受け止めてから、「私はヘルメット着用について取り組みたいんだ!」と意志を強くもって相手に伝える。
そこから、なぜヘルメット着用に激アツなのかは「私たちのストーリー」を語るんです。そのあとに、「だから、徹底してみんなに着用をしてもらうには、どうしたらいいんだろう」と相手と話し合うんです。
#ここが大事
そうすることで、相手が持っている情報や資源が出し合えますから交換できますよね💡
あとは、出し合ったら「約束」をするんです。
お互いに意見を出し合い話したことは、自分で決めたことに繋がりますから約束を守る傾向になるんです。
#楽しいと思うよ
#意外とこんな風に考えていたんだって思うこと沢山あるとおもう
#ぜひ休憩時間や移動時間を使ってみてね
ステップ3:チーム構築
「チーム構築」の目的は、みんなの力を十分に発揮できるようにすること。
その鍵となるのが、「お互いの大事な価値観が何か、それはどういう経験(原体験)からきているのか」を知り合うことです。
お互いの価値観を知り合うためには、チームメンバー同士で一対一のミーティングをするのが最も効果的。
時間がなければ、それぞれの「私のストーリー」を話してもいいんです。「なぜ、このチームに参加しようと思ったのか?」「どんな思いでチームに参加しているのか?」を共有し合えば、共有する価値観が見えてきます。
価値観が見えたら、「共有する目的」を作りましょう。
メンバーで共有する価値観に基づいて、「このチームはこういう方向を目指して、こういうことをやっていくよ」というチーム共通の目的を明確にするんです。わかりやすく、挑戦的で、そして人を惹き付けるような目的が望ましいですよ。
主人公カナメたちは、一人ずつチームの目的を紙に書き出し、その中からチームの目的を最もよく表せていると思ったものを選びました。加えて、チームを運営する基準になる「みんなの約束」、仕事がうまく進むようにするための「役割」、みんなの想いを表す「チームの名前」、そして同じ歌を歌ったり同じ動きをしたりして一体感やエネルギーを高める「チャント(スポーツで行われる応援歌のような様)」を決めたんです。
ステップ4:戦略作り
コミュニティ・オーガナイジングが考える戦略とは、「私たちが持っているもの(資源)を、必要な力(パワー)に変え、ほしいものを手にいれること」です。
ほしい変化に向けて戦略を立てるために、5つの質問に沿って考えていきましょう。
まず、「一緒に立ち上がる人(同志)は誰か」。
コミュニティ・オーガナイジングは一人ひとりと関係を築くものであるため、広げすぎず、まずは特に声をかけやすい人を選ぶことが大切です。カナメたちは「5年生」を選びました。
2つ目は、「ほしい変化(戦略的ゴール)は何か」。
この質問は、「問題は何?」「問題が解決したらどうなる?」「なぜ今まで問題は解決されてこなかったんだろう?」「問題はどうしたら解決できる?」という4つの質問で整理できます。
カナメたちの場合、ほしい変化は「昼休みが自由になること」。
3つ目は、「どうしたら持っているものを必要な力に変えられるか」。
いわゆる「権力」がない人々が社会を変えたいとき、「パワー」を作る必要がありますよね。
どうしたら持っているもの(資源)をパワー(必要な力)に変えられるか、考えてみましょう。
ここで役立つのは、「私たちがほしいものは何か」「ほしいものを手に入れるために必要なものは誰が持っているか?」「その人がほしいものは何か」「その人がほしいもので私たちが持っているものは何か?」の4つの質問です。
4つ目は、「戦術は何か」。
戦術とは、「戦略を具体的に実行する手段」のことをいいます。
カナメらは、「歌を作って歌う集まり」「昼休みに本を読まないで寝る」「全国学力テスト模試に自由な昼休みがほしいと書く」の3つを挙げました。
5つ目は、「行動計画は何か」。
コミュニティ・オーガナイジングでは、目標(戦略的ゴール)を設定し、そこにむかって徐々に力と勢いをつけていくようなイメージで計画を立てていきます。そのように目標を設定し、計画された一連のアクションを「キャンペーン」、キャンペーンを時間軸のある行動計画に落としたものを「タイムライン」と呼びます。
カナメらは、ゴールから逆算し、3つの戦術をタイムラインに落とし込みました。
ステップ5:アクション
スノーフレーク(雪の結晶)リーダーシップをめざすコミュニティ・オーガナイジングにおいて、人を誘うことはとても大事です。
誰かを誘って断られると、自分を否定されたように感じるかもしれない。
でもそれは、単にそのアクションへの興味がないからかもしれないし、相手にとって都合の悪いタイミングだったからかもしれない。断られてもあまり気にせず、その人の気分が変わったら連絡できるよう、連絡先を残して次に進みましょう。
あなたの責任が増すような気がして、誰かを誘って参加してもらうのが怖いと感じることもあるでしょう。
だけど、参加すると言ってくれたとしても、それはその人の判断です。自分が責任を持つというより、その人と一緒に作り上げていこうという気持ちに切り替えてみましょう。
カナメらは、たくさんの仲間を獲得し、キャンペーンの輪を広げていきました。
そして最終的には、教頭先生に対して、「自由な昼休みが自分にとってどうして大事なのか(マイストーリー)」「なぜ児童たちにとって大切なのか(私たちのストーリー)」「自由な昼休みになることが緊急の課題であること(行動のストーリー)」を語ることができたんです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます(^^)
チームで動くことを意識したときに、「なんでこの人は全然動いてくれないんだろう」「この前も言ったのになんで行動してくれないんだろう」って思うときも、人間ですからありますよね。
そんなときに、相手ばかりに注目するのではなく、自分は相手が動きたくなるような言葉を伝えられていたかな?と思い返すことも大切です。
るーさんは、チームプレイが好きですが苦手です。
#矛盾がおおいんです、るーさん
みんなで何かを目指して達成することは嬉しさが倍になりますし好きなんですけど、プレーヤーとしてみんなのことを考えて行動するのが苦手なんです。「1人でやったほうが早いわ」「待ってられないわ」という考えになりやすくて(;’∀’)
だけど、それでは多くの人にムーブメントを巻き起こすことができないことを体験した私は、どうやったらみんなが動きたくなるんだろうということを考えたのが、高校生の時と2、3年前からの学びによって理解することができました。
現場作業も1人で作業することがありますけど、約9割はチームで動いています。
毎日同じように作業していくとなると、当たり前じゃないことが当たり前に感じるようになってきて、1つ1つの作業が雑になりやすい。その結果、ミスにもつながりやすい。
これは、事務作業でも、どんなことでも一緒です。普段行っている作業に変化を感じられにくいかもしれませんが、事務だって1人で作業はしていますけど多くの人が関わっています。
今日はそんなお話でした。
おしまい。
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