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リーダーの「挫折力」②

おはようございます。るーさんです。

最近、社内連絡のやりとりを見たり聞いたりして、
自社の従業員皆さんの意識と行動が変わり始めているのを体感して、
1人感動しています。
#めちゃくちゃ嬉しい
#チームで動くっていいよね~
#るーさんチームプレイ苦手だけど

さて、今日は昨日の続き。
同じく、【リーダーの「挫折力」】②についてお話です。
#昨日の記事のリンクはこちら→http://shelves.jp/officialhp/1056/

【要約】

真のリーダーとは、権力を上手に使いこなせる人のこと
情と理のはざまで苦悩しながらも、意思決定を続ける胆力こそがリーダーに求められる。

大抵のことは、「挫折」経験から人を成長させます。
かの有名な人ではなすと。

日本の大転換期になった、明治維新。
倒幕を果たした「維新の三傑」、西郷隆盛、桂小五郎、大久保利通。
いずれも、過去に大きな挫折を味わっています。
西郷は薩摩藩から追いやられ、島流しと自殺未遂を経験。
桂も一度は幕府に敗れ、長州藩滅亡の危機にあう。
大久保はもともと下級武士の出身で、若いころ藩主の逆鱗に触れ、謹慎を食らっている。
そんな大挫折を経験してきた彼らだからこそ、改革や大事業を成し遂げられたといえますよね~。

この3人をみても、権力の恐ろしさによってこうなっています。
つまり、リーダーが権力を「誤った方向」で使うと、酷い目にあいますね。
ただ、真のリーダーになるには、組織のメンバーに頼って成果を上げることができて「なれた」と言えます

だからこそ、人の心や立場を理解したうえで、権力を上手に使うことが欠かせないんですね。

そして、ここで大事なのは、「若いうちからリーダーを経験すること」

挫折は、年月経ってから行うと挫折ではなく、致命傷になります。

だからこそ、早いうちに挫折経験を積み重ねて、失敗に慣れておくことが大切です。
それによりストレス耐性が強くなり、強いプレッシャーにさらされた際にもストレスを感じなくなるんですね。

もしも失敗するのが嫌ならば。

失敗を、失敗のままにしなければよい。
そこで重要なのが「敗因分析」。

失敗からは多くのことが学べます。
「負けに不思議の負けなし」という言葉もある通り、失敗には必ずその原因となるものがあるはず。

それをさかのぼっていくと自分の何が足りなかったのかを理解できます。
成功した際も要因分析は大切だが、良い結果が出たときはその原因を突き詰めるのが難しいもの。

もちろん敗因分析は多くの人にとって楽しいことではないですよ。

そこでおすすめなのが、「幽体離脱」

これは、過去の失敗した自分を別人格として捉え、自己観察をする方法。

そうすると案外気楽に、そして冷静に自己分析ができる。
これができるようになると、改善仮説がいろいろと浮かぶようになり、成長のステップをより多くこなすことができます。

〇引き算ができるリーダー

修羅場においてリーダーシップを発揮するためには、何が必要なのか。

その大切な要素のひとつが「捨てる」決断

日本の組織では、捨てられないリーダーが多い。
様々なステークホルダーがいるなかで、ことを荒立てないよう利害調整を行うようなタイプ。
ところが、それが延命処置にしかならず、重要な意思決定ができない事態を引き起こす場合もある。

象徴的なのがかつて経営危機に陥った、日本航空(JAL)。
過剰人員、OBへの手厚すぎる年金、不採算路線など、当時のJALには捨てなくてはならないものが山積みだったんです。
それらが経営において足を引っ張っていることは、破綻前から明らか。
しかし、労働組合との軋轢や路線廃止による地方自治体からの批判を恐れ、捨てることができず、最終的に会社更生法の申請に至ったんですね。

こうした行き詰まったときこそ、引き算ができるリーダーが求められる。
引き算とは、つまり撤退戦のこと。

市場をライバル企業に譲り渡すことであり、時には人的な犠牲も伴います。
なかでも、まだ勝機があるように見える状況での撤退は、非常に困難を極めますよね。
倒産のような最終局面まで至れば、リーダーは背水の陣で何でもできる。
そして、部下も多くのことを受け入れてくれる。
だけど、そうなってはすでに手遅れ。
だからこそ、平時の段階で危機を悟り、組織の被害を最小限にとどめるような、捨てる決意が重要なんですね。

〇真のリーダーとは

真のリーダーは、権力を上手に使いこなす。
だけど、権力の使い方を体得するのは、決して簡単なことではありません。
権力は諸刃であり、間違えれば自滅をも引き起こす。
全体と部分、手段と目的、合理と情理など、リーダーは二律背反のはざまでもがき苦しまなくてはならない。
言い換えれば、理想を追い続ける志と、どろどろとした人の悲劇を飲み込むリアリズムを共存させなくてはならないということ。
相反する2つの人格を1人の人間のなかに持ち合わせることは、一種の狂気が必要ですよね。
その狂気とも呼べる、胆力こそがリーダーには必要なんです。

つまるところ、リーダーとは自分からなるもんではない。
チームにいる人たちが、良くも悪くもを見たうえで「この人についていきたい」と思い、
勝手にリーダーにしてくれます。

リーダーになりたくないと思う人、なれないなと思う人。
自分はここだなーと自分自身で思った人は、「どんな人だったら何があってもついていきたいか」を考えるといい。
1人で仕事をしていきたいのであれば、まずチームからすぐ抜けたほうがいい。時間がもったいない。
そうではなく、みんなでやっていきたい、チームの一員として頑張りたいと思うのであれば、
誰に身を捧げられるのか、を考えると「ついていきたいリーダー」が見えてきますよ。
#心臓を捧げよ!
#完全に進撃の巨人です

ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。

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