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仕事の悩みを自信に変える~第3話~

おはようございます。るーさんです。

いかに自分の効率性をあげて仕事をこなすのか、が私の課題です。
#無駄が嫌いだけど
#まだ無駄がありそう

さて、今日も「仕事の悩みを自信に変える」お話。
#第3話

今日も、事例を踏まえてお話していきます。
#事例を話

A課長は、大手金融機関の営業として華々しい業績を上げ、同期でトップの昇進を果たした。
次の目標は、管理職として部署の業績をトップにすること。
管理職研修でコミュニケーションの重要性を教えられ、A課長は積極的に部下の仕事の仕方に関わることにした。

指示の際には、何度も「分かったか」と確認し、トラブルが生じれば「何でもっと早く言わないんだ」と言い聞かせた。仕事以外のコミュニケーションにも気を配り、「最近、調子はどうだ?」などと声をかけるようにした。

そんななか、部下の一人が「うつ病で休職を要す」という診断書を持ってきた。
その原因について、主任からは「A課長の言い方はやる気が無くなる。もう少し部下の話も聴いてください」と言われた。A課長は、自分の思いが全く通じていないことにショックを受け、自分だけが孤立している気がして、会社に行くのが嫌になってきた。最近では眠れない日が続き、精神的に参っている状態だ。

さて、今日も今日とてヘビーな事例ですね。
けど、これって結構どの会社でも頻発していることです。

A課長は、コミュニケーションの重要性には気が付いていました。
ただ、ここで考えること。
それは、コミュニケーションの取り方を勘違いしていなかったかどうか。
何度も確認することで部下がプレッシャーを感じたり、「信用されていない」と感じたりして、話しにくくなってしまった可能性がありますよね。

経営の父であるドラッカーは、コミュニケーションについて数多くの考察をしています。
コミュニケーションの四原則として、「知覚であり、期待であり、要求であり、情報ではない」と言う。
確かに、情報伝達は必要ですよね。
ドラッカーによれば「情報に、人間はいない」
コミュニケーションは、何よりも心を通じ合わせるプロセスなんですね。

では、A課長はどうすればよかったのでしょう。
ドラッカーの四原則を踏まえ、上司からできるコミュニケーションの工夫を幾つか考えてみましょう。

〇ポイント

1つ目は、「君はそれでやれそうか?」「あなたはどう感じる?」と相手を主語にして質問をすること。
2つ目に「どうするのがいいと思う?」と意見を求めること。
3つ目に「分かったか」ではなく「分からないところはあるかい?」と相手が質問しやすい尋ね方をすること。
さらに、「目を見て挨拶」をすることから始め、部下との信頼関係をじっくり築いていく。

コミュニケーションは情報提供や指示以上に、相手の話を「聴く」ことがベースになっています。
「傾聴を意識して行うと、上司から支援してもらえているという感覚が増した」という研究もあるくらい。

コミュニケーションって、1人で成長するものではありませんよね。
1人で行うのではなく、誰かがいて初めて成立します。

普段何気なく過ごしていると、見落としがちですが、
弊社の社長は、様々な現場の様子やそれぞれの作業員のことを考えて電話している様子をみます。
たぶん、弊社で一番最大限の時間を使って働いているに間違いありません。
ここで大切なのは、「お互いに話し合える相手であること」という認識が大切です。

同じ人間でも、考え方はまるでちがう
だから、「報告」「連絡」「相談」が大切なのです。
逐一報告しなくても、結果だけを話せばいい。

そう考えている人は、まずその考えを改めたほうがいいですね。
結果だけを話す人だと思われれば、「結果が常にいい」状態でないと評価されません。
でも、「プロセス」も相談したり、報告したり、連絡してくれる部下だったら?

たとえ、結果が悪かったとしても、
その人ができる最大限の「プロセスを経て」この結果だったんだなって思えますよね。

となると。
結果だけをみる人は、この時点で損しています。
そりゃ、結果主義のくせに結果をださなければ、上司だって評価はできませんよね。
だから、プロセスを丁寧に大切にしている人は、成長もできれば上司からもサポートされやすくなる。

自分のチームを「的確に成果をだしていく」チームにするならば、
上司をうまく利用して、チーム全体のクオリティを上げたほうがよさそうですね。

そのツールが「コミュニケーション」なんです。

弊社の工事は、「正確に」「事故なく」「工程どおり」に完了することがパーフェクトですよね。
もしも、私が現場の作業員であれば。
わからないことがあれば、自分で考えることはせずに、まず先輩に聞く。
(そのほうが早いので)
そして、「スピーディー」よりも、「正確さ」を大切にして行う。
遅くても、早く作業を終えた先輩がたがフォローに来てくれるから。
むしろ、早くやったものの「不正確」な部分がでたときに、修正するほうが先輩としては嫌がられますからね。
スピードは経験をつめば、早くなれるし。
あとは、めちゃくちゃ作業員同士仲良くなります。
だって、助けてくれる人って「助けたい」って思ってもらえるような人でないと、助けないですよね。
そして、リーダーの仕事への意識や考え方を休憩時間や移動時間使って盗む。

もしも、私が現場のリーダーならば。
めちゃくちゃ社長と打ち合わせをします。
あと、お客さんの人柄を知ったり、工事場所をくまなく確認します。
つまり、よく打合せにいくのは弊社社長ですが、必ずお供したい旨を言います。
だって、お客さんに自分を覚えてもらいたいので。
まずここで、自分自身に逃げられない環境をつくる。
良くも悪くも、この現場を任されている○○さんっていうのは、相手の頭に入りますからね。
あと、社長づてで聞くのと、一緒に聞くのでは全然内容の入り方が違います。
あとは、ついでに社長とお客さんとの会話も盗みますかね~。
なんせ、お客さんと仲良くなりたいので。
それを網羅してから、今度は自分にまかされたチームの人とめちゃ話します。
どうやって行っていくのか。
一緒に考え、的確に工程どおりに進めるには、というのを1人1人が考えられるチームにしたいので。


なんか書いていくと長くなりそうなので、端折りますけど笑
この「もしも」って考えることって、結構勉強になりますよ~。
つまるところ、どんな仕事も
「この仕事は誰のためにやっているのか」「誰と一緒にやるのか」「いつまでにやるのか」「何が大切なのか」
をチームで把握することが大切です。

だから、コミュニケーションは大切なんですね~。
#変な風にまとめた

今日はそんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。

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