優先していくこと
こんにちは。広報担当の諸江です。
すっかり夏の暑さになりましたが、寒いよりも元気な自分がいます。
#太陽って大事だと思う
さて、本日は「何を優先していこうか」というお話。
やりながら考える人
仕事ができないと言われる人は、大抵「やりながら考える」人ばかりです。
「え?だって、臨機応変にその場の対応をしないといけない職業だから無理だよ」っていう人の声が聞こえてきそうですが、どんな状況でも土台にあることは全員共通。
どんなに爆速で走っている人も、必ず「考えてから行動する」人です。
ここ、とても大事。
やりながら考えることは、行動力において、考えてから行動する人より早く動けてそうに見えますが、実は無駄な動きが非常に多いです。しかし、あなたのキャラクターによっては、そのほうがいい場合があります。
たとえば、あなたが「考え下手」な人だったら。
いくら考えてもアイデアは浮かばないし、戦略も立てられない。
こればかりは、しこたま努力しても1年、2年経過しても成果を見込めません。
それが、あなたというキャラクターだから。
それに、めちゃくちゃ考えても結果が伴わないし、なんなら考えてばかりだから行動しない。よって成果が上がらない事実しかできあがらないので、「無駄な努力を証明している」ことにもなりますよね。
このキャラクターは、どちらかというと戦略を立てることや思考を使うことに長けているキャラクターの人の頭脳をお借りして、素直に言われたとおりにやってみましょう。
そこで、思考を使わなくても「経験」から学ぶことができます。
すると、結果として素直にいわれたことを圧倒的な行動量で実施するから、莫大な経験という知識が増えます。だから、自分自身でも「考えてから行動すること」ができるようになるのです。
つまり、考えることや戦略立てて行動することが苦手な人は、苦手な人なりの戦い方がある。
その戦い方で自分の個性を活かして、考えてから行動する人になればいいのです。
考えることが得意な人は、本来爆速で走れる人です。
そうじゃないと感じる人は、純粋に行動してください。それだけ。
つまるところ、ルートは違いますが「どんな人も考えて行動することができる」ことが、ここで証明されますよね。
何が大切か
さて、考えてから行動することが大事だとわかったら、いよいよ優先順位です。
優先順位がどうして必要なのか、みなさんは答えられますか?
そう、どの人も「経営者」ではないから。
経営者の考え方をしようっていう言葉は、今わりと流行りな言葉です。
しかし、この言葉はあくまでも「経営者の考え方をすること」が大切であって、経営者と同じ時間軸で動こうとは言っていません。なぜって、そりゃ事実として「経営者」ではないから。
経営者の人は、自分が興した会社のために身を粉にして、自分のために、会社のために「ヒト、モノ、カネ」を巡らせることがお仕事です。世の経営者の人は、そんなの朝飯前だぜと思っている方も多いかもしれませんが、案外、「体と頭」の体力勝負な世界。だから、間違いなく「要領よく動くこと」が大前提となります。なぜなら、経営者はアッというまに1日が終わってしまうから。
大手企業のように経営だけに特化できるといいですが、それは強者の戦い方。中小企業の戦い方はあくくまでも強者のような戦い方だとすぐに店じまいです。だから、中小企業の経営者のほとんどは「プレーヤー型経営者」が多いのも納得ですよね。つまり、経営者は寝ている時間以外はほぼ仕事です。それを受け入れられているから経営できるのです。
では、会社の従業員として働いているみなさんは(もちろん、アルバイトやパートも)、残念ながら有限の時間でお仕事していますよね。理由は、法律に守られながら働いているから。
そうなると、「仕事が終わらなさ過ぎてやばいー」なんて言っている人がいるかもしれませんが、それって実は「優先順位」を考えるだけで、簡単に解決できます。突発案件は、致し方ありません。悲しんだり嫌だ―とウダウダいうのではなく、残業タイムに入ったとしても気持ちを切り替えて着手しましょう。
優先順位のつけ方がわからない人は、最初にお伝えしたとおり、思考を使えて、戦略が立てられるキャラクターに頭下げて教えてもらうのです。そうすると、その人は教えてくれますから、まずはその通りやってみましょう。もちろんベテランの人でも、残念ながら優先順位下手な人もいます。変てこりんなプライドを持ってやっているよりは、自分が使っている業務時間を振り返って「なぜここに時間をこんなにかけているのか」を考えた上で結論が5分以上経過しても出ない人は、すぐさまにプライドを捨てて考えられる人に尋ねましょう。「自分で考えて」と言われた方は、恐らくすでに同じケースを3回以上繰り返しているから言われるだけです。なぜ同じことをしてしまっているのか、自分が覚えてられる方法で覚えましょう。
そして考えられる人は、「緊急案件か、締め切りはいつか、デッドラインはどこか」を押さえて、淡々とタスクを実行していきましょう。
現在地を知る
さて、いよいよ優先順位をつけていくぞーとなったとき、まずは現在地を知りましょう。
現在地をわかっていない人が優先順位をつけていくと、どうなるか。
計画として、成り立ちません。
現在地がわかるから、優先順位をつけられる。
この順番で決めていくことで、計画倒れにならないのです。
おまけに、これをしていくと「臨機応変に対応する」ことにも活かされます。
現在地の知りかたは、簡単です。
まず、自分がしている仕事を全て書き出す。
書き出した仕事の状況を、書き出す。
それぞれに期日があるなら、それも合わせて書き出す。
それだけです。
これをすれば、数字の1,2,3のように、期日順にまず並び替えることができます。
そして期日がないものは、一旦保留。
まずは、期日が優先。理由は期日が、決まっているから。
一旦保留案件は、少・多にわけます。これは、作業内容に取り組む時間が少ないのか、多いのか、です。そして少ないものは、期日案件の合間に順次実施。多いものは、どこかでまとまった時間を予めつくる。
こんな風に、現在地がわかるから優先順位をつくることができるのです。
みなさんも、ぜひ活用してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おしまい。
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