こんにちは！
ブログ担当のるーさんです。

セブンイレブンの新商品を食べるのが、今の生きがいです。
＃キャラメルナッツパンケーキ食べるの楽しみ

今日は、今から10年前にあった「東日本大震災」が起こった日。
私が体験したことを絡めてお話しますね。

日本は、地震大国だから関東大震災があったことや、阪神淡路大震災があったことも、「過去」になりやすい。
でも仕方のないことだとも思う。
実際に体験していない人は、結局のところ「他人事」になってしまうから。
だから、自分が体験したどこかの「震災」でもいい。
台風もたくさんあるし、大洪水だって、日本は多くある。
大事なことは、「震災があったことを忘れないこと」。

私は、東日本大震災のことをよく覚えている。
ちょうど高校卒業して、友達と卒業パーティーをお台場近くでしていた。50階以上の高層マンションに住んでいる友達の自宅は、マンションに住んでいる人限定で「パーティールーム」を使用することができた。そこで、私は友達とのんびり楽しくパーティーをしていた。

ドおおん

という轟が聞こえたかと思うと、信じられないくらいの揺れが襲った。
それは、今まで体験したことのない、尋常じゃない揺れ。
正直怖かったし、みんなのパニック具合もすごかったけれど、私は「地震だ」と冷静に判断して友達たちに指示をだした。
「頭を低くして守りながら、揺れがおさまるまでは、じっとしていて！」
中には、泣き出す子もいた。家族は大丈夫なのだろうか、私たちも生きてここからでられるのだろうか。

5-10分経ってから、大きな揺れがおさまったように感じた。
ひとまず状況を把握するために外の景色を見てみると、あちこちで火災が発生していた。これは、本当に危ないやつだ。って思ったのを今でも覚えている。

状況を整理するために、一度友人の自宅へ向かおうと思っていても、エレベーターは地震の影響でストップ。階段も人であふれかえっていて、ひとまず人の波がおさまるまで待機した。
とりあえず、自分たちは生きられそうだ。っていう確信を得られた。
大きすぎるこの地震は、きっとまだ余震もあるだろうし、どうなるかわからないけど、この建物が崩壊するリスクはないのと、仮に東京湾が近くて津波が発生したとしても高層マンションの高いところにいるから生存確率はある。
そう思えたと同時に、「家族は大丈夫だろうか」という心配が今度はよぎる。
携帯も当時はまだガラケーだったので、見てみても地震の影響で電波が非常に入りにくくなっていた。とりあえず災害伝言ダイヤルを見てみても、よくわからなかったので時間を置くことにした。

そして、無事友達の自宅に戻り、テレビが放送していた「起こった事実」に受け入れがたかった。
今、私たちがこうやって避難できている間に、大きな津波がどんどん東北や青森を襲っていた。しかも、まだ避難しきれていない人が流されてしまったり、屋根の上で頑張って助けを求めている人だっていた。
衝撃的すぎて、私と私の友達たちは何も言葉を発せられなかった。
そのあとは、帰宅困難者になりかけたが運よく電車に乗れて帰宅することができた。そして、家族もみんな無事だった。

こんな経験は、人生ではじめてだった。
だけど、被災された方は、何が起こったのかさえもわからない。
そして、気づいたら家族を失って、家を失って、生きる希望さえも失った。
大切な家族の変わり果てた姿をみたり、大事な家族の姿を見ることがない人だっていた。
それも、すべて「大地震」による影響だった。
阪神淡路大震災も、本当に大きな震災。津波の影響は少なくても、山間にたたずんでいる住宅や木造の家はすべて破壊され、多くの人の命を奪ったことに変わりはない。私がなんで知っているのかというと、テレビや小説で知ることができたから。

首都圏に住んでいる人の良くないところは、私たちには影響がない。震災が起こらないと思っている人が多くいること。現に私も、そのうちの1人だったとおもう。
でも、首都直下型地震が起こったら、今の生活を私たちは確実に失う。
そして、大事な家族や家、友達も失ってしまう可能性だってある。
被災された方の望みは、自分たちの村や町を復興させたいこと、そして、失った家族の分まで頑張って生き抜くこと、
なによりこの震災を通して、万が一震災が起こった時のために万全なる準備をすべての人にしてもらうこと。

被災された方にとっての10年は、早いようで長いような言い表すことのできない月日だと思います。
今は新型コロナウィルスの影響もあり、復興作業が遅れているかもしれませんが1日も早く復興されることを心よりお祈り申し上げます。

復興プロジェクトで創られた「花は咲く」という曲をるーさんが、祈りを込めて歌っています。今日の18時公開です。

おしまい。