説明のプロ②
おはようございます。
何かに集中していると、時間があっという間に寝る時間になっています。
寝たくない~ってなったときは、何度も「体が資本」って唱えることで我に返ります。
#どんな方法だよ
さて、今日は昨日の続き📝
〇説明の組みたて方
相手の「脳内」を考えろ
説明の準備をするとき、三流はプロセスから考えはじめ、二流は結論から考えはじめ、一流は相手の頭の中から考えはじめる。
「結論から伝える」とネットで検索すると、1000万件ヒットします。
今じゃ、結論から話すことは「当たり前」になりつつありますよね。
それが「ロジカルシンキング」につながるってあちこちで書かれていますから。
そのため、多くの人が結論から話すことを目標にしているでしょう。
ただ、結論から説明する方法は、すべてのケースにマッチするわけではありません。
#そりゃそうだ
なぜって、結論から説明しても相手に伝わらないことがあるという事実があるから。
例えば。
部下から突然、「明日から退社時間を15時にします」と言われたらどう思いますか?
そりゃ戸惑うだろうし、結論よりも背景を知りたかったと思うでしょう。
こんな時は、「子どもの送り迎えの時間に今の時間だとどうしても間に合わないので、明日から退社時間を15時にします」と言われた方が、納得しますよね。
というわけで、状況によって説明の構成は変わります。
だから一流の説明は、相手の知りたいことを想像することから始めます。
売上の達成状況や商談の結果、依頼したことの進捗など、YES・NOがハッキリしているものは結論から聞きたいはず。逆に、前提や背景が必要なものは、結論よりも詳細から聞きたいと思うでしょう。
相手のタイプによって変えるのも、非常に効果的です。
相手の頭の中は、次の3つのうちのどれかに該当するはずですよ。
①まずは結論から知りたい
②前提、背景、根拠といった詳細から知りたい
③まだ結論を求めていない(話を聞いて欲しい)
説明を始める前に、相手の頭の中を想像してみましょう。
〇言葉で伝わらないとき
説明しても、どうしても相手に伝わらないときだってあると思います。
そりゃ、自分と違う価値観で考え方をしている「相手」と嚙み合わない時だってあるものですから。
そんな時は、「対比」して言葉にするといいですよ。
イメージを持っていない相手に説明する場合、三流はあいまいに説明し、二流は詳しく長く説明し、一流は「対比」で説明する。
相手にイメージしてもらわないと、どうしたって納得してもらえないですから行動に移してもらうことは難しいですよね。それは、自分に置き換えてもそうだと思います。
そこで使うのが、対比。
例えば、商品説明をするシーンで考えると。
「この商品を発売すれば、困っている人がいいなと思って多くの人に使ってもらえるようになります!」
って言われても、はてさて、困っている人がどれだけいて確実に購入してくれるとみている顧客は何人で検討しているんだろうって思いませんか?
この説明だけでは、「よし!この商品を開発してみるか!」っていう決定打にはなりませんよね。
開発するのにも、お金はかかっていますから開発費用を上回る再三がとれなければ意味がありません。
こんな時は、
「今発売している商品を購入している顧客人数は、1000万人前後です。この顧客の7割が新商品のようなタイプを希望しているとアンケート結果から分かりました。そのため、今回の商品が発売されれば700万人の顧客に購入してもらえる可能性が高い。」
このように数字による対比は、相手が納得しやすいんですね。
データをもとに考えられますし、何がどれだけ変化するのかがイメージしやすいので伝わりやすいんですね~。
続きは、また明日!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。
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