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10年後でも食べていける仕事

おはようございます。
太陽が恋しいので、南の島へそろそろ行きたいと思っている、るーさんです。
#ハワイに行きたい

さて、今日は「10年後でも食べていける仕事」について。
#結構大切なことなので
#長めだよ

【要約】

「ルールと変数(変動要素)が限定された枠の中で最強の答えを見つける」という作業。
 もはや人間がAIに太刀打ちすることは不可能。

人間の強みが活かせる職業
 それは、創造ワーク、感情ワーク、信用ワーク、手先ワーク、ボディワークの5つに区分される。

③ これからも人間の仕事として残り続けるのは、「デジタル・ケンタウロス」「手先ジョブ」「職人プレミアム」エリアに該当するもの。それ以外の仕事は、「AI・ブロックチェーン失業」「ロボティクス失業」エリアに分類され、消え去っていく運命。

〇AIの正体とは

今のAI技術は、本当にすごいんです。
簡単な会話や理解力だけでなく、深い部分での思考ができたり、
細かい計算や設定の中でも、最強の答えをだしてくれます。

つまり、人間の能力をとっくに超えています。
たとえば、医療で考えると。
「CTやMRIの画像1000枚の中から1ミリ未満の悪性腫瘍が移っている画像を見つけ出す」
っていうことをするとなると、人間よりもはるかに速いスピードで的確なものを瞬時に出してきます。

しかし、変動が限定していないことに関しては、AIはまだまだです。
株や不動産価格などは、めちゃ変動しやすいですよね。
毎日、株価は変わっています。
この「常に変化して限られていない環境」は、AIの弱点なんです。
だから、投資家や証券アナリストはAIに乗っ取られることのない職業になります。

〇人間の強みが活かせる仕事

人間の5つの強み

2020年以降の日本は、働く人が減って、どんどん老人が増える国になる。
おまけに、子どももの出生率も低いので若い人も増えそうにありません。

すると、どうしたって「働く人」が減るため、
多くの仕事を「機械化」「ロボット化」していく必要があります。
となると、この「AI」や「ロボット」ができる仕事は、間違いなく人ができなくなります。
だって人件費にかけるよりお、先行投資してミスを起こさずスピードの速い「機械」や「ロボット」
にしてもらったほうが経営としてはいいですよね。

じゃあ、人間にしかできない仕事って、なんだろう。

この本の著者が、あらゆる「現場労働者」に声を聞いた。
根拠を問いながら議論を繰り返し、見えてきたことがある。
その結果、(1)創造ワーク、(2)感情ワーク、(3)信用ワーク、(4)手先ワーク、(5)ボディワークの
5つの共通点を見つけました。
人間の強みを生かせる業務であり、同時に自動化のボトルネックとなっているという結論になったんです、

人間の強みが生きる職業とは

・創造ワーク
発想力・構想力のうえに成り立った職業。
創造性に関するプロセスはほとんど解明されておらず、AIで代替するのは難しい。
ただし創造力だけで成立する職業には、限りがある。
創造力は起業家や経営者など、さまざまな職業に欠かせない能力であるが、それだけでは務まらない。
創造力だけで職種として成立するのは、画家や彫刻家などの芸術分野くらい。

・感情ワーク
「感情労働」のこと。
介護福祉士などの専門職のほか、高級レストランのウェイターやカウンセラーなどが該当。
ほとんどのサービス業で、必要となる能力を指します。

「感情」や「感動」は人間にしかないもので、対峙する顧客や場の空気によっても答えが変わる。
そこで論理的な正しさは、求められない。
AIには人間の感情を読み取る能力はないため、この領域も代替されにくい。
しかし、近年今の自分の気分を読み取る能力などが開発されているので、時間の問題な気もする。

信用ワーク
交渉や説得のベースにあるものは、信用です。
信用第一の職業といえば、記者、編集者、人事部員、コンサルタント、弁護士、臨床医師全般など、多種多様にありますよね。多くの経営者もそうですし、「信用」を武器にしているところは大抵死にません。

手先ワーク
人間の手足が行なっている作業のうち、機械化が最後までできない、指を駆使した手先の作業を指します。
レジ打ちは、機械で置き換えられるかもしれない。
寿司職人の仕込みから握りに至る手作業や、イチゴなどの傷つきやすいものを扱う農作業も、人間だからこそできる仕事ですよね。

ボディワーク
これは現場に行くことでミッションが達成できる、フィジカルパワーを求められる業務。
警察や消防、救命医、自然災害後のインフラ復旧にあたる現場技師などがこれに該当する。
事故、事件、災害は不定期に発生し、それぞれが非定型であるため、臨機応変の判断が必要となる。
よって機械に代替されることは、考えられない。

〇AI・ロボットの強みが活かせる仕事

AIは、次の3つの要件を満たす業務が得意。

(1) 業務に必要十分な情報を「デジタル形式」で取得できる

(2) AIが分析できる範囲内である(指数的爆発を起こさない)

(3) 物理的に執行環境が整備されている

AIが業務に用いられる際は、情報取得→分析→執行というプロセスをたどる。
情報取得に関しては、人間の五感で取得する情報よりも正確に情報を取得し、デジタル化できる

分析においても、「組み合わせ爆発」を起こすような天文学的データの処理でなければ、人間を超える確率で、目的に沿った正しい答えを叩き出す。
ただし前後の文脈や「人間界の常識」をもとに「理解する」能力については、実現できる見通しは立っていない。

執行には、物理的な身体が必要となることが多い。
無人レジのように、顧客側が店員の代わりに自ら実行できたり、ネット広告配信のようにプログラムが自動で配信作業を行なったりする場合は問題とならない。
だが群衆の中にテロ容疑者がいた場合、AIを使えば画像処理技術で容疑者を特定できるかもしれないが、取り押さえて身柄を確保する業務は物理的な身体性が必要となるため、人間にしかできない。

AIにより変わっていく仕事

AIの強みと人間の強みを対比したとき、業務は4つのエリアに分けられる。
(A)AIも人間も強みがある業務、
(B)AIには強みがなく人間に強みがある業務、
(C)AIも人間も強みがない業務、
(D)AIには強みがあり人間には強みがない業務。

このうち未来が明確なのは(B)と(D)ですよね。
前者はこれからも食え続けるだろうし、逆に後者は消滅します。

(A)はデジタルの「ケンタウロス(ギリシア神話に登場する半身半獣の存在。ここではAIと人間の組み合わせを意味する)」ともいうべきもので、ほとんどの仕事においてこの方式の優位性が指摘されている。
たとえば「AI持ち込み可」のフリースタイルチェスにおいては、「AIのみ」のチームよりも、ケンタウロス形式のチームのほうが勝ち越すようになったんです。
人間のもつ直感や戦略とAIの計算力が組み合わさることで、「AIのみ」のチームを凌駕したのですね~。

(C)はニーズがあるが、最適な解決策がないものを指します。
人間でも機械でもうまくできないが、必要なのでなんとか無理やり成立させていたような仕事。
たとえば「未来を当てる」仕事は、ほとんどここに当てはまる。
#つまり占いとかがここに入る

これを踏まえたうえで、自社はどうでしょう。
それぞれ考えてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。

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