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天才とは何か②

おはようございます。るーさんです。

怒涛にやることがあっても、楽しいので気づいたら退社時間なっています。
#え?もうこんな時間?ってことが、いつも

さて、今日は昨日のつづき。
昨日のお話👇
http://shelves.jp/officialhp/1133/
#要約なし

〇分野を絞るか/幅広くいくか

たとえば。
チェスのプレイヤーが初心者から名人レベルになるまでに必要な「知識」は、どのくらいの年月で身につくのか。
これを調べた研究が、あります。
最近では「1万時間の法則」を唱えるジャーナリストもいます。
1万時間を10年で割り、さらに365日で割れば1日約3時間。
毎日このくらい練習を積めば一人前になるというのは、いかにもありえそうな話ですよね。

専門知識(ルーチン)と練習(プラクティス)に関する研究の対象は、すぐにスポーツや音楽など他の分野にも広がりました。
その結果、創造的天才さえよく考えられた練習によってつくられるということが、わかってきました。
ただし「よく考えられた練習」というのが、ポイント。
1日3時間、漫然とチェスゲームで遊んでいてもチェスの名人にはなれない。

ただしこうした練習の時間を、専門知識を身につけるための「準備期間」と呼ぶとして。
きわめて少数ながら異様に速く、その準備期間を終えてしまう天才がいます。
それは、ダ・ヴィンチ、パスカル、ゲーテなど。
彼らの生涯の時間と活躍した分野の「多様さ」は、とても10年の法則では説明がつかないんですね~。

〇孤高になるか/仲間とつながるか

「孤独な天才」というイメージは、「狂気の天才」と同じように、広く知られていますよね。
これは創造するということが、基本的に個人のものだから。
アイデアの組み合わせや試行錯誤は、一般的に一人の頭のなかで行われます。
チームで何かをつくりだすような場合でも、それぞれのアイデアは一人の時間に生まれることが多い。
このことから内向的な性格のほうが、天才には都合がよいと言えるんです。

しかし個人だけだと、創造は成立しない
数学なら数学の、絵画なら絵画の「領域」があり、そこにはその時代のある特定の考え方、原理、スタイル、手法などが存在するから。
いかなる孤高の天才といえども、そうしたものを拠りどころにして創造的な活動を行なっているんですね~。
科学者は他の研究者に向けて論文を書くし、小説家には読者が必要。
それは、同じ領域の仲間が集まるコミュニティ=「場」とも捉えられますよね。
業績や作品は、そこで評価される。
ライバルさえ、同じ場に集う仲間。
個人、領域、場は相互に作用しながら創造のサイクルを生みだし、それぞれの「時代の精神」をつくり出しているんですね~。

こうみていくと、面白いですよね。
創造性って、誰しもが持っていて、それは日々の生活に常にあります。
アンテナをはって、どこに自分の創造性を出していくのかを考えて
仕事に取り組むと、面白そうです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます(^^)
おしまい。

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