「幸せ」を紐解く①
おはようございます。るーさんです。
ブログを毎日書くことで、私自身、毎日勉強できる機会を頂けているなぁと感じるこの頃。
さて、今日は【「幸せ」を紐解く】というお話🗒
#要約なし
#2部に分けてお届けします。
◯「幸せ」とは何か?
「幸福になる方法」を考えるときに、
まず「幸福とは何か」を考えた方がいい。
幸福の定義にはさまざまなアプローチが、考えられます。
ここでは精神医学、脳科学に基づき、「実用のための幸福」を考えていきます。
私たちが幸せを感じるとき、脳内では100種類以上の幸福物質が分泌されています。
その中でも、日常的な幸福感を構成する物質として、「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の3つがポイントです。これらは、3大幸福物質と呼ばれています。
ドーパミンは胸がドキドキするような、高揚感を。
セロトニンは穏やかな気持ちを。
オキシトシンは愛に包まれた幸福感をもたらします。
脳内でこれらの幸福物質が出た状態が「幸せ」であり、幸福物質を出す条件が「幸せになる方法」とするならば、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンの分泌される条件や行動を突き止めるのが重要ということになります。
幸せには、優先順位がある
私たちが感じる幸福は、3ジャンルに分かれます。
心身の健康に関する「セロトニン的幸福」。
つながりと愛情に関する「オキシトシン的幸福」。
成功や達成による「ドーパミン的幸福」の3つです。
けど、これら3つの幸福を、すべて手にしている人は少ないです
なぜならそこには「セロトニン的幸福>オキシトシン的幸福>ドーパミン的幸福」という、明確な優先順位があるから。
そこを取り違えると幸福になるどころか、不幸になりかねないんですね〜。
たとえば、身体を壊してまで仕事を頑張ろうとする人がいる。
これはセロトニン的幸福をないがしろにして、ドーパミン的幸福を追求している状態ですよね。
これではメンタル疾患や身体疾患を引き起こし、不幸になってしまう。
また、家族との時間をないがしろにし続ける仕事人間も、オキシトシン的幸福よりドーパミン的幸福を優先させている。
どれだけ仕事で成功しても、家族から毛嫌いされては幸福とは言えない。
さらに、人とのつながりも健康であってこそできることです。
セロトニン的幸福を失うと、連鎖的に他の幸福も失われてしまう。
このように、幸せは「セロトニン的幸福>オキシトシン的幸福>ドーパミン的幸福」の3段階で積み上げられているんですね。
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は、幸福の基礎となる部分。
基礎がしっかりしていなければ、頑丈な建物は立てられないですからね。
◯全ての基礎となるセロトニン的な幸福
ここからは3つの幸福が具体的にどんな状態で、どんな気分なのかを説明していきます。
セロトニン的幸福は、「体調がいい」「気分がいい」など、心と体の健康に関係する状態。
体調がいいからこそ感じられる気分や感情、体感はすべてセロトニン的幸福です、
朝散歩をしたときに晴れ晴れした気分になるのは、セロトニンが分泌されているから。
また、座禅をしているときもセロトニンが活発に分泌されると言われています。
感情がコントロールされ、考えや感覚が研ぎ澄まされた状態も、セロトニンが分泌されている状態のひとつです。
逆にセロトニンが低下していると、気分が暗くなり、憂鬱で気力がわかなくなる。
感情のコントロールができなくなり、イライラしたり怒りっぽくなったりする。
うつ病は、究極的なセロトニン低下の状態です。
さらにセロトニンが著しく低下すると「衝動性」が高まり、これが「死にたい」という考えと重なると、「自殺」という結果を招くんですね。
セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンなどの脳内物質を調整する役割も担っており、「脳の指揮者」とも呼ばれます。
そのため、セロトニンが低下しうつ病になると、集中力や意欲と関係が深いノルアドレナリンも低下し、不注意になるとされている。
仕事でミスを連発するときは、セロトニンやノルアドレナリンの低下が考えられるでしょう。
加えて、セロトニンには痛みをコントロールする作用があるため、セロトニンが下がると頭痛や腰痛などを感じやすくなってしまう。
朝起きて、仕事に行ける。
食欲があり、ご飯がおいしい。
トイレに行って、用を足せる。
自分で起き上がり、歩くことができる。
こんな「当たり前」に感じることが、じつは「かけがえのない幸福」そのものなのです。
失ってはじめてありがたさを感じるのが、セロトニン的幸福なんですね。
セロトニン的幸福を感じている人は心が安定しているため、他人から信頼されやすく、人間関係も円滑です。
集中力が高まるため、仕事の結果も出しやすい。セロトニン的幸福こそ、すべての基盤なんです。
続きは、また明日!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊
おしまい。
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