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「幸せ」を紐解く②

こんにちは。るーさんです。

いよいよオリンピックも、終わりになります。
長いよなぁとか思っていたら、もう閉会式でびっくり。
#時間の流れが早いね

さて、今日は昨日の続き。

◯オキシトシン的幸福とドーパミン的幸福

オキシトシン的幸福は、「つながり」の幸福と言われています。
「つながり」とは、他者との交流や関係によって生まれる幸福のこと。

これは、結構感じる人が多い気がします。
なのでオキシトシン的幸福を得るには、相手が必要になります。

友達とのおしゃべりや、恋人や親子でのスキンシップのほか、
コミュニティに所属する安心感もオキシトシン的幸福に含まれる。
ペットに癒されるのも、まさにこれ。

オキシトシン的幸福が失われた典型的な状態は、「孤独」「孤立」ですね。
たとえ表面上は孤独でなくとも、職場や夫婦間などの人間関係がうまくいっていないと、大きなストレスになる。
もっとも深刻なのは、「いじめ」を受けている状態。
人間関係のストレスは私たちに大きな影響を与え、メンタル疾患を引き起こします
オキシトシン的幸福が失われることで、連鎖的にセロトニン的幸福も失われるから最悪な状態です。

職場のストレスの9割は、人間関係によるものだとされている。
オキシトシン的幸福がなければ、仕事に専念することすらできない。
職場は自己実現、つまりドーパミン的幸福の実現の場のように思われていますよね。
けど、それもオキシトシン的幸福があってはじめて成立するお話しなんです。

脳を興奮させるドーパミン的幸福

ドーパミン的幸福は、「成功」の幸福と言われています
ドーパミンには脳を興奮させる作用があるため、ドーパミン的幸福には高揚感が伴います。
ガッツポーズをとりたくなるような「喜び」「楽しさ」「達成感」が、ドーパミン的幸福です。
#ゲームで勝った負けたや
#スポーツで勝った負けたの感覚

ドーパミン的幸福を得るには、対価が必要です。
結果を出したり、何かを手に入れたりするためには、時間や労力、お金が必要だから
#オリンピック選手がまさにそうですよね

ドーパミン的欲求は対価が必要だからこそ、得られたときの喜びも大きい。
セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福の「静かな幸福」とは異なり、ドーパミン的幸福は高揚感や興奮を伴う。
だからこそ多くの人が、ドーパミン的幸福の獲得をめざすんですね

ドーパミンとはモチベーションの源であり、ドーパミンがあるから人は頑張ったり努力したりすることができる。
それが結果として、自己成長につながることもあります。
何かを手に入れても、「もっと」と思わせるのがドーパミンの効果。
遊びや趣味、娯楽なども、すべてドーパミン的幸福が深く関係しているんですね。

「もっと」と感じさせる物質ということはすなわち、依存症を招きやすい物質でもあるということも言えます。
たとえば飲酒は、手軽にドーパミンを分泌させる方法。
また薬物、ギャンブル、買い物、ゲーム、スマホなども、手軽にドーパミン的幸福を得られるため、依存症を引き起こす危険性がある。ドーパミン的幸福は、「底なし沼」だから笑

ドーパミン的幸福は「自己成長」をもたらす一方で、「自己破綻」にもつながりかねない
ドーパミン的幸福をどのように得て、どのように付き合っていくかは、人生において重要な課題のひとつです。

幸せには、必ず分泌されるホルモンが関わっています。
何だか最近、元気がないなぁ。
幸せを感じていない。
そう思うときは、一度立ち止まって今の自分にどんな幸せが必要なのかを、論理的に分解すると見えてきそうです。
幸せは心で感じていると思いがちですが、「脳」が判断しています。
このことを理解できれば、自分の感情をコントロールしながら幸せに過ごしやすくなるでしょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊

おしまい。

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