免疫力を強くする①
おはようございます。
いろんなことがあった翌日の朝は、人間いつも以上に平和に感じるように出来ているのかなと、
感じたるーさんです。
#まぁそんなもんだよね
さて、今日は「免疫力を強くする」お話📝
【要約】
①人間の体には、「自然免疫」「獲得免疫」という2種類の免疫が存在している。
ウィルスによる感染を防ぐために、この2つの免疫系を刺激するのが「ワクチン」
②科学的に、免疫力を強くする有効な方法は「ワクチン接種」。
③血管系やリンパ系の流れが速ければ、 免疫力が高まる。
今日は、要約①について。
さて、続々とコロナワクチンを接種していますよね。
ワクチンには、人によって副作用の出方が異なりますから、中には「反ワクチン派」なんて存在します。
しかし、仕事の事やプライベートのことを考えると、「ワクチン」はウィルスに対抗する有効な手段です。
つまり、ワクチンを受けていない人よりも、受けている人のほうが体としては強いです。
そして、人間にとって一番の脅威は「感染症ウィルス」です。
歴史をさかのぼっても、医学の研究がつねに発展途上なので伝染病や病気による死亡率が高いのは、致し方ありません。鉄砲や刀など、武器をめちゃくちゃ強くして、自分たちよりも強くて大きい敵には「知恵」と「武器」でなんとかなっちゃいますよね。
けど、ウィルスは「治療法」と「予防」ができない限り、人は死んでしまいます。
この免疫と感染症について因数分解していけば、論理的に「ワクチンの大切さ」「感染症と人類」が見えてきそうです。
〇感染症を防ぐからだのしくみ
感染症を引き起こす病気の素が体内に侵入するのを防ぐために、人間のからだには2種類の免疫のしくみが存在します。それは「自然免疫機構」と「獲得免疫機構」です(以降、自然免疫と獲得免疫で省略)。
自然免疫は、生まれつき体に存在しています。
粘液や唾液などのバリアーや白血球が、病原体の働きを弱めたり病原体そのものを殺したりする。
#はたらく細胞というアニメをみるとわかりやすい
これに対し、獲得免疫は、生まれた後に獲得できる免疫です。
自然免疫を突破した病原体への、対抗策。
獲得免疫には、学習効果があるんです。
リンパ球が、以前に侵入した病原体を覚えていて、抗体などを用いてこれを撃退します。
代表的な私たち人の敵は、細菌・真菌・ウイルスの3種類あります。
このうち細菌は、1個の細胞からなる単細胞生物。風邪は大抵、これ。
真菌はいわゆるカビ。エアコンのカビとかいい例。
それぞれ抗菌薬(抗生物質)と抗真菌剤が有効ですよね。
みなさんがよく飲むのは、抗生物質かな?
一方で、ウイルスは、0.1マイクロメートル以下と小さく、生命の最小単位とされる細胞を持ちません。
自分でエネルギーを作ることができないので、寄生虫のように私たちの細胞の中に入り込み、増殖します。
また、ウイルスには、抗菌薬はききません。
一部の抗ウイルス剤が効果を示すものの、一過性のもの。
よって自分の免疫力で、ウィルスを殺す必要があるんです。
非常に小さなウイルスは、10マイクロメートル以上の網目をもつ通常のマスクで防ぐことは難しい。
また、むやみに抗菌グッズや空気清浄機を使うと、からだの表面や内腔に住み着いているよい細菌を殺してしまうことになるためお勧めできないんです。
え?
いい細菌っているの?
って思いそうですけど、います。
私たちは、体内にも、体外にも「必要な細菌」がいます。
簡単にいうと、乳酸菌がいい例じゃないですか?
あれだって、「菌」ってついてますから。
けど、喜んでみんな摂取しますよね。
そんなもんです。
つまるところ、自分自身の免疫で倒せない敵が現れたときに、獲得免疫が必要だよねっていうお話でした。
明日は、「ワクチン」について話していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。
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