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言葉の教訓

おはようございます。

昨日はひさしぶりに仕事の飲み会で、
日本酒やらワインやら結構な量のお酒を飲み、
さすがに酔っぱらうかなと思いきや、
全然酔わない&二日酔いもないので相当強い「肝臓」を持っているのかな、と改めて思うこの頃です。
#空きっ腹じゃなければ
#多分微塵も酔っぱらわないと思う

さて、今日は「言葉の教訓」についてお話していきます。
面白い本があって。
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」という、藤尾秀昭(ふじお ひであき)さん監修の本の一部もご紹介しつつお伝えします。
#週一になったから
#内容はめちゃ濃くする
#読む時間は常に10-15分だと思ってください。

どんな本かというと、言葉のままです。
世界的に著名な方々の仕事に対する「心の姿勢」や「経験を通したヒント」が365人詰まっているよっていう本。

はじめから「成功している」会社や人っていないですよね。
そんな人がいたら、間違いなく苦労知らずです。
ですが、どんな人も大きな失敗をするときもあれば、血が滲むような努力と根性で壁を乗り切っている人だっています。多くの人は「成功した事実」にしか目を向けませんし、失敗したことなんて興味もありませんから仕方ないといえば仕方ないのですが、自分自身を成長していきたいと思っている方は是非先人たちの「教え」を試してみてください。

〇柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長

「一番よい会社の条件」

経営の神と言われているドラッカーという人がいます。

この人は企業経営の本質として「企業の目的として有効な定義は一つ、顧客の創造である」と表現しました。
お客様がいないと、ビジネスは成り立たない。
弊社で言うと、弊社の技術を求めてくれる人がいなければ死にます。
八百屋さんでいうなら、目の前のスーパーに行かれて八百屋では野菜を買う人がいなくなってしまったら死にます。

最近は、会社は社長のものとか、会長のものとか、なんか云々いう人がいますけども、
そもそも「会社はお客様のもの」です。
独りよがりな会社は、すぐ倒産します。お客さんが離れるから。
表面的なことにとらわれず、お客様に奉仕する集団が会社であり、いかにうまく経営し収益を上げるか、競い合っている。ドラッカーは、そういう会社の本質を見抜いていました。

一番よい会社とは、末端の社員も自分がトップの経営者だと思っている会社です。
自分もトップの経営者だと思っていまの仕事を見直すと、8割は改善します。

他人事と思うのか、自分事と思うのか。
責任を常に持っているのか、持っていないのか。
自分が「社長だったら」で常に考えているのか。

自分は会社という場所に「自営業」をしに来ているとおもっている。
自分は給料を貰っている立場ではなく、自分が会社を食わせている。
それぐらい強気で思ってください。そのほうが会社としては、最高ですから。

平尾誠二 神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー

「公私混同が組織を強くする」

チームワークを高めるため、選手たちに向かって「自分のためにやれ」と逆説的によく話しているそう。
それが結局一番チームのためになるから。

一方で「公私混同は大いにしなさい」とも伝えています。
一般的な意味での公私混同ではなく、公のことを自分ごとのように真剣に考えなさいという意味。
個人がチームを自分のことのように考えられなければ、チームはよくならない。いいチームというのは、一軍から控えの層まで、非常に意識が高いもの。「自分はチームのために何ができるか」ということを常に考えています。
#ドラッカーと同じことを言っているよね

その原点になるのが「自発性」ですね。
しかし、この自発性は命令では高めることができず、自らの中から持ち上がってくる力
この自発性をうまく引き出すことが、チームの指導者には求められる。
#指導者は教えることはせず
#引き出してあげることが一番の仕事

唐池恒二 九州旅客鉄道会長

「気を満ち溢れさせる四条件」

唐池さんは、かつて8億円の赤字を抱えていた外食事業部を、3年で黒字化に導いた現代で言う「ヤバイ人」です。
#これさえも死語か・・
繫盛する店としない店を紐解くと、その店に気が満ちているかどうかです。
#スピリチュアルではなく根拠がある
気を満ち溢れさせるには、四つの条件がある。

一つ目は「スピードあるキビキビとした動き」。迅速に動くと気が集まる。

二つ目は「明るく大きな声」。打ち合わせや電話でも明るく大きな声で話そう。

三つ目は「隙を見せない緊張感」。これはお客様がいつ来てもいいような態勢を整え、周到に準備するということ。

四つ目は「貪欲さ」。もう一品注文してもらおう、もっと自分を成長させようといった追求心、向上心である。

7年間外食事業に携わった後、鉄道事業でも同様のやり方で改革に当たり、確信したそうです。
これら四つの条件に基づく気を満ち溢れさせる方法は、会社の規模や業種を問わず、あらゆる組織に通用しますよね。

井村雅代 アーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチ

おしゃれな名前になっていますが、シンクロのことですね。
#シンクロで伝わると信じて

「人を叱る三つのコツ」

スポーツ界で、叱って教育している人と言えば井村さんの名前がよく挙がります。
しかし、叱っている意識はなく、下手だから下手、ダメだからダメと本当のことを言っているだけ。
ここで大事なのが、同時に直す方法を伝えてもいるんですね。

叱るには、三つのコツがあります。
現行犯で叱ること、古いことを持ち出さないこと、しつこく叱らないこと

今のその行為がダメなのであって、現行犯で叱ることが重要。
また、「この前も同じことを言ったよ」と昔のことを持ち出して叱ると、今やったことへの反省が薄れてしまう。
そして、しつこく叱るのは叱る側の自己満足に過ぎず、叱られる側は嫌気が差してしまうもの。

叱る時に重要な心構えは、本気でかかること
目の前の人は、このまま終わるはずはない、絶対に今よりもよくなると信じ、本気でぶつかる。
叱るということは、その人の可能性を信じることでもありますからね。
叱るって、ほんとエネルギーがいることですよね。

どの言葉が刺さりましたか?
何にも刺さらなかった人は、ぜひこの本を一度読んでみてください。
365人分書いてあるので、きっと何かしらはヒットするでしょう。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800912474?tag=flierinc01-22&linkCode=osi&th=1&psc=1

今日はそんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺

おしまい。



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