エッセンシャル思考
こんにちは!
ブログ担当のるーさんです。
ふわふわの耳に優しい少し値が張るヘッドフォンは、いつまでもつけていたいと思えるくらい「気持ちいい」ヘッドフォンなんだと、気づきました
#これは好みの差
さて!
本が大好きなるーさんのおすすめ絵本・本を紹介する
るーさんの本棚
をご紹介しますね(*^^*)
タイトル:エッセンシャル思考
最小の時間で成果を最大にする
著者:グレッグ・マキューン
出版:かんき出版
こちらです。
企業としてもっと成長したいと考えている経営者、人として時間が足りないと感じている方
そんな方に、読んでもらいたい本です。
では、本について。
1.何が大切か
皆さん、今自分にとって「大切」なことは、なんでしょうか。
このエッセンシャル思考では、何が「大切」なのか、この部分の考え方が非常に大切になります。
今1つしかできないならば、何をするか?
この問いに常に答え続けることが、エッセンシャル思考の考え方になれます。
この考え方は、いままで「全部大事だ」「全部やれるようになるには、どうしたらいいのだろう」と考えてきた人にとって、その問題が解決される答えにつながるでしょう。
結論を言えば、全部やる必要がないんです。
それは、本当に自分にとってやるべきことではないことが含まれているから。
いろんな人から頼まれる仕事は、仕事ではなく「作業」になります。
自ら行いたい業務のことを「仕事」だと、考えることが近道になります。
また、「何が大切か」ということは非常に大切なのです。
みなさんが何を大切にしているのかを問う、質問をします。
あなたは、いつもプレゼンに追われています。今日も、準備やセッティングなどでばたばた。しかも、今日は取引先の社長がいらっしゃる特に重要な会議だ。大口取引がきまるかもしれない。
しかし、今日は妻の出産予定日。予定通り陣痛がきているらしく、もうすぐで生まれるらしい。本当は立ち合って、側で妻を応援したい。
さぁ、ここであなたはどんな選択をするのでしょうか?
どんな選択をしても、正解はありません。
だって、あなたが「選択」したことが答えになるからです。
ただ、1つ言えることは、その選択が一生後悔しない選択なのか、ということがポイントになると思います。
仮にるーさんが選ぶならば、間違いなく会議は行きません。
出産という人生でも大きな戦いに奥さんが頑張っていて、なにより2人のこどもと初めて対面できる最高の瞬間に立ち会うことができますから。
この「時間」は、二度と戻ってくることはありません。
ですが、こう考えられるようになったのは、最近のことです。
前までは、もしかしたら会議を優先していたかもしれません。
だから、エッセンシャル思考を手に入れる1つ目が、「何が大切なのか」というシンプルな問いに、すぐ答えられることなのです。
2.エネルギーの方向性
「何が大切か」ということがわかると、エネルギーの使い方が分散しなくなります。
非エッセンシャル思考の方は、全部をやりとげようと考えるので、物事に対してのエネルギーが全て分散してしまいます。
結果、全てが中途半端にしかできなくなり、「自分は何がしたかったんだろう」という、疑問しかうまれなくなります。
ですが、「自分にとって、本当にやりたいことなのか?」ということに対して、シンプルに答えが出せるエッセンシャル思考の方は、
1つのことを突き詰めてエネルギーを注いでいくので、その道や物事での成長度合いと結果が大きく出やすくなります。
これは、多くの偉人たちもそうです。
重力を発見したニュートンは、四六時中どうしたらその謎を追求できるのか、ひたすら考えていました。相対性理論をみつけたアインシュタインもそうです。
何かに対して、自分が本当にやりたいこと、大好きなことを考えたり行動に移すことは、決して苦労だとは思わず「夢中になってやれる」ことにつながるから。
だから、「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、エネルギーを分散せずに1つのことに対してエネルギーをかけられることは、生産性があがり「無駄」なく物事に取り組めることに繋がるのです。
3.遊びがあること
そして、これらを考えているときに、やっちゃいけないのが「真面目に取り組み続けること」です。
ここで「わたしは真面目に頑張っている」と今、思っている方
それはやりたくてたまらないことではない仕事or作業なのでしょう。
というのも、すきなこと、やりたくてたまらないことをしているときは、「いま頑張っているなー」なんて、微塵も思うことがないですから。
すきなこと、やりたくてたまらないことをみつけたら、その物事に取り組みながら「遊び」を取り入れることが非常に大切になります。
重力を発見したニュートンも、リンゴを木から落とす遊びをしているときに発見しましたし、天才音楽家といわれたモーツァルトは、作曲していないときはずっと遊んでいました。
彼らの創造性は、遊ぶことによって「ひらめき」が感化されるので、人が見えていないような視点をとらえやすくなるのです。
漫画「ワンピース」の著者 尾田栄一郎さんのオフィスにも、様々な遊びがあるオフィス設計をされています。尾田さん、そしてスタッフの皆さんも遊びがある環境の中で漫画を描いていらっしゃいますし、
ピクサーでは、個人の各デスクにその人にとって「遊び」心ををくすぐられるような雑貨、もしくはおもちゃが置かれているそうです。
遊びをとりいれることで、見えない視点、創造性を刺激し、今まで思いつかなかったアイデアがうまれやすくなるから。
だから、遊びを取り入れながら自身のエネルギーを集中させることが大切なのです。
エッセンシャル思考は、遊びと仕事の境界線がない、思考でもありますね。
まだまだお話したいことはたくさんありますが、詳しくはこちらの本に記載されていますので、興味を持たれた方はぜひ一度読んでみてください。
おしまい。
この記事へのコメントはありません。