食文化からみえること
こんにちは!
ブログ担当のるーさんです。
桜をみるだけで癒されるので、春が好きな理由なんだなと改めて思います。
#桜の起源ってなんだろう
#いつから桜は日本にあるんだろう
#ヒマラヤ山脈が起源らしい
さて、今日はペットについて話そうと思っていたけど、それよりも興味あることができたのでそちらをお届けします。
自社の従業員でセネガル出身の方がいらっしゃるのですが、
食文化が私はすごく楽しいと感じています。
#個人的な話になりそうです
#興味ある人だけ読んでください
元から、海外の文化を知ることは昔から好きなんですけど、
特に「食文化」って、その国がどう歩んできたのか、どんな暮らしをしているのかが見えるので好きなんですね。
なかには、きっと食べるのに勇気がいるものだったり
#見た目が虫丸ごと感満載とか
たべたら、味覚が最高に合わなかったとか
#好みも人それぞれですから
そんなことがあるのは百も承知で、
わたしは知るのが好きなんです。
で、
セネガル出身のマリックさんが、作れる時にセネガル料理をただでさえ現場作業で朝早いのにも関わらずお手製で作ってきてくださるんですけど、
#なんかそう考えるだけで嬉しいし有難いなあ
これがとっても美味しいし、栄養が豊富で!
そしたら、今までセネガルという国に興味なかったのですが、どんな国なのかもっと知りたいという知的欲求を刺激されまして、調べてみました。
#やっぱり海外を知るのは楽しい
そもそも、セネガルってどこにあるかわかりますか?
私はアフリカ大陸のガーナの近くかなー?くらいで思っていました。
#おおよそは場所あっていた
おおよそ、その認識で間違いないです。
アフリカ大陸の西海岸の近くにある国です。
そして、ウィーン会議でフランス統制がきまってから、ずっとフランスの植民地でした。
#ウィーン会議ってテストに出てきたよね
#世界史の話
だから、公用語はフランス語となっているんです。
ただどちらかというと、部族の言葉を話す機会のほうが多いし、民族間での文字表記もラテン語が強いです。
なので、国民としての認識は住んでいる民族の割合約5割を占めている、ウォロフ人が話す「ウォロフ語」が事実上の共通語になっています。
#指輪物語に出てきそうな感じ
植民地時代を経て、
そして1960年にフランス領から独立したんです。
なんと、独立してからまだ100年経っていないんです。
#やっぱり歴史を知るのは楽しいね
#そう思うとベルリンの壁崩壊の時といい
#1900年代はみんなが「国としての自由と誇り」を求めて戦っていたんだな
そして食文化にもどりますが、
セネガル料理って、アフリカ料理の中でも洗練されていてとても人気な料理なんです。向こうでは、他のアフリカ諸国でもセネガル料理屋さんが多くあるので、人気が高いことが伺えますよね!
セネガル料理をまとめると、3つあります。
1つは、「お米文化」があること。
セネガルでは、約3分の2がタイから輸入しているお米です。これが、むっちゃ安い。だから、主食として食べているんですね~
ただ、朝と夜はパンで簡単に済ませることが多いので、お昼にお米を食べてしっかり食べるようにしているんです。
#ダイエットと同じでびっくり
#スレンダーな人が多いのも言える
おコメを使った代表的な料理としては、以下のようなものがあります。
・チェブ・ジェン
(チェブ=米 ジェン=魚 つまり魚ご飯)
上の写真参照。
それから、
・マーフェ
(ピーナッツソースかけご飯。セネガルは、ピーナッツが特産品です。)
下の写真参照。
そのほかにも、チェブ・ヤッサ(チェブ=米 ヤッサ=肉 つまり肉ご飯)、ヤッサ・プレ(ヤッサ=たまねぎソース プレ=鶏肉)、ヤッサ・ポワソン(ヤッサ=たまねぎソース ポワソン=魚)、スープ・カンジャ(オクラとヤシ油のソースかけご飯)などがあります。
つまり、お米を使った料理が多いんです。
これは、日本人も好きそうな予感しかありませんね。
2つ目は、セネガルでは「1品料理文化」です。
日本だと小鉢を沢山つけて御膳のようにたべる文化がありますよね。
#懐石料理とかいい例
このような文化ではないんです。
どちらかというと、メイン1品とお米っていうスタイルになります。
たいていの場合大きなボール一つに盛り付けられ、みんなで囲んで食べます。セネガル人は家族主義だといいますが、このように食事にもそれが出ているんですね。きっと、大家族のご家庭の食事と似ていると思います。
そして3つ目は、「食べ残し文化」です。
セネガル人の家庭では、いつも食べきれないほどの食事をつくり、食べ物を残します。基本的に一皿全部を家族で食べきることはありません。
ただ、食べ残しても食事は残らないんですね💡
一つの家庭で必ず食べきらずに、隣近所、あるいはタリベと言われる子供たち(セネガルイスラム教の一環として修行をする子供たち)に分け与えるから。
それでも余った場合には、家畜のえさになります。
セネガル人は寛容であるとよく言われますが、食文化にもそれが現れているかもしれないですね。
これは日本に置き換えても、理解しやすいんじゃないかな。
あらかじめ前の日の夕飯を沢山作っておいて、明日のお弁当のおかずにする、明日のお昼としても食べる。
それでも量がおおいなぁ~となると、「おすそ分け文化」になりますよね。
#隣の人から果物をもらったとか
#そんなのあるよね
ちなみに雑談ですが、
ウォルフ語で美味しいは「ネハナ」、
ありがとうは、「ジェレジェフ」といいます。
#ぜひ言ってみよう
こうやって紐解くと、
セネガルと日本の文化は、共通していることが多いんじゃないかなと感じました。
#なんかレポートみたいになってきた
主食は同じお米だし、おすそ分け文化もある。
海外の文化に興味を持つきっかけって、「違い」に興味をもつことももちろんあると思いますけど、「同じ」に興味を持ってみることで見え方が変わってきますよね。
日本には、様々な国の人が住んでいます。
おまけに、いろんな料理屋さんもあるので、
どんな文化をもっている人たちなのか、皆さんも一歩足を踏み入れてみてください。
きっと「共通点」を発見して、国境を超えた友情が生まれるかもしれませんから。
おしまい。
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