どの道も自分の人生
こんにちは!るーさんです。
早起きリズムに慣れてきて、自然と夜22時過ぎから眠くなります。
#体の習慣って大事ね
#できない人もいるかもだけど
#早起きってなんかポジティブな気分になれる
さて、今日お話しするのは、
「どんな道を選んでも、それが自分の人生だよね」というお話。
#哲学的な話になりそう
#いや、これは瀬戸内寂聴さんのような話になるかもしれない
結論から先に話すと、心を決めて道を歩きすすめることで自分の道は切り開いていけます。
素直に生きる
「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある」
松下幸之助 著書「道をひらく」
Panasonicの創業者である松下幸之助さんの、一文です。
生きている中で、多くの決断をして今の人生を歩んでいます。
それが正しいか、正しくないか。
そこに「正解」はありません。
ただ、考えて悩んだ結果、「やっぱり自分はこの道しかないんだ」となります。
今の自分は、過去の自分が「決断」したことによって歩んでいる人生ですからね。
時には、「自分ばかりなんでこんなひどい人生なんだろう」「幸せじゃないんだろう」と思う人もいるかもしれません。
それさえも、自分の人生。
逆境は、人を強くし、学びを経て自分の経験を後の後世につなぐことができます。こうして残された若い世代は、先人たちの知恵と経験を授かることで更なる技術の発展を成し遂げることができるのです。
となると、マイナスな感情を強く思った時でも、怒りや哀しみだけを持ち続けるよりも、それが自分の人生であると「運命を受け入れる」ことも大切になります。
#やっぱり説法のようになってきた
松下幸之助さんは、こんなことを言っています。
「素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ」
松下幸之助 著書「道はひらく」
ここで「じゃあ、全部を受け入れればいいのか」と思いそうですが受け入れる際に、逆境にとらわれたり順境にあまえたりすることは禁物です。
あくまでも逆境は自分の成長に必要な出来事。そこに対して受動的すぎるのもよくないですし、むしろその逆境に思考をハックされるのもよくない。
あくまでも「素直に受け入れる」ことをしたうえで、自分にできることに精進することがいいんですね。
雨が降れば
そんな中、好調な時が続いたり、不調な時が続いたりすることがありますよね。
これは「天気」と同じで、晴れの日が続いていると人は雨の日を忘れてしまいます。晴れの日が日常になると、晴れている日が当たり前だと感じてしまうようになる。でも、雨の日だって続くときがある。同じように、不調が続く時だってありますよね。
こうやって、どんな時でも「いい時が続いていれば、よくない時もあるよね」という考え方が大切になります。
人はいい時、好調な時ばかり続くと、よくない時や不調な時を忘れてしまいがちになります。そこに「油断」が生まれて更なる負のスパイラルに陥りやすい。
だから、好調がつづくことはない一方で、不調ばかりつづくこともないからこそ、好調の時にも油断せず、不調の時のために常に備えておくことが大切ですよね。
ともにより良く生きるために
人間の命の尊さについて、松下幸之助さんはこう言っています。
「人間の生命は尊い。尊いものは誰もが尊重しなければならぬ。ところが、自分の生命の尊いことはわかっても、他人の生命もまた尊いことは忘れがちである」
松下幸之助 著書「道はひらく」
生きていく中で、人は「自分の利益や幸せ」ばかりを追求してしまいがち。でも、人は1人で生きていくことができない生き物。そう思ってしまう気持ちは「欲」がでやすい生き物なので仕方のないことでもありますが、それだけでは人間は絶滅してしまいます。
人が、人同士で争い殺し合い、強い国だけで生き残っていけたとしても、その国の中で国のトップを争う後継者争いなどが行われれば、あっという間に国は滅びます。これは、企業や組織、家族にも当てはめることができる。
そうならないためにも、まずは「相手の目線に立ってみる。自分はその次。」この考え方が大切になります。
この考え方になると、相手を尊重したうえで決断を下せることができるようになるので、相手を生かせたうえで自分も生きられるようになるんですね。
「返報性の法則」がありますが、まさにこれに当てはまります。
#返報性の法則はググってみて
この考え方になるには、常に「謙虚」でいる必要がありそうですね。
自主独立の信念をもつために
自分で考え、自分で生み出したと思っていることはすべて、誰かから教わったことです。
今自分が持っている技術や知恵、すべて。
人は誰も、誰かから教わらずして考えることはできません。幼少期のころは親から学び、生徒の頃は先生から学び、後輩の頃は先輩から学んできたはず。
自分の考えと思っているものも、すべてこれまでの数多くの学びの上で成り立っています。
松下幸之助さんは、
「よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの人である」と言っています。
学ぶ心さえあれば、すべてが自分の師となってくれる。
流れる雲、無心の幼児、先輩の厳しい叱責など。つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史……どんなに小さいことにも、どんなに古いことにも、人間の尊い知恵と体験が染みついています。あらゆる物事やさまざまな人から、謙虚に、素直に学ぶ姿勢を大切にしたいものですよね。
今日は、そんなお話でした。
おしまい。
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