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プレゼン力がある人は強い

おはようございます。るーさんです。

自販機のラインナップが夏用に変わったのをみると、
いよいよ夏がやってくる気配を感じてワクワクします。
#春も好きだけど
#夏はもっと好き

さて、今日は
「プレゼン力がある人は強い」というお話。

「伝える」ための土台

「プレゼン力」=「人に動いてもらう力」だと知る

よく「プレゼンに失敗した~」「プレゼンが上手くいった!」っていう話をサラリーマンがしていますよね。
そもそも「プレゼン」って、何のことか言えますか?
#説明できる人は、この部分すっ飛ばしてください

「プレゼン」とは、プレゼンテーションという英語の略。
人前で自分が考えた企画や提案をトークで伝えることを、プレゼンと言います。

「なんだ、企画や提案なんてしないから自分には関係ない」
と思った方は、損します。

上司へ何かを依頼するとき、チームの誰かにお願いするとき、取引先にお願いするとき。
これらのお願いをするときって、「プレゼン」をすることによって、相手から「YES」という返事をもらってお願いが通ります。つまり、細かく言えば常に日常で誰かしらに「プレゼン」をしているんですね。
「大体のお願いはYESっていうしかない」って思った方は、まず自分の思考法を変えましょう
気分良く相手に「YES」って言ってもらえた方が、お互いに仕事がはかどりますよね?
だから、「どうやったら相手がYESと言ってくれるか」「どう伝えたら相手に自分の言いたいことが伝わるか」を理解した上コミュニケーションを使うことができたら、相手から「NO」と言われることが減りますよ。
#これが使えるようになったら
#コミュニケーションの達人への第1歩

なんでこんなことを言い出したのかというと、人は相手の話を80%は聞いていません
どんなに完璧なプレゼンをしても、自分の考えが100%伝わるということはありえない。
自分の話を聞いてほしいなら、まずはそのことを前提に始めなければなりません。

プレゼン力とは、人に動いてもらう力
人を動かすためには、1分で話せるように話を組み立て、伝える必要があるんですね。

聞き手を具体的にイメージする

プレゼンにおいては、「何のためにプレゼンするのか」を明確に意識します。

それを言語化(単に頭で考えていることをそのまま言葉にするだけではなく、物事を自分なりに噛み砕いて相手に伝えるまでの一連の流れのこと)すると、「誰に」「何を」「どうしてもらいたい」という構造になります。
ここでのポイントは、「誰に」伝えるのかを考えること。

具体的には、相手の立場、何に興味があるか、このプレゼンに何を求めているか、専門的な要素への理解度、何をどう言えばネガティブな反応をするのか、などといったことを考えます。

聞き手を具体的にイメージできれば、その人たちの反応を想像しながら準備を進めることができますからね。
つまり、聞き手にあわせて、話す内容、言葉遣い、話し方などを考えるのです。

ゴールを明確にする

「何のためにプレゼンするのか」「誰に伝えるのか」をイメージしたら、最後に「ゴールは何か」を考える
ゴールとは、プレゼンを通して、聞き手をどのような状態にしたいのかということ
賛成してほしい、何らかの意見を表明してほしい、動いてほしいなど、具体的にどこまでしてほしいのかをはっきりさせておくことが大切です。
#前ブログで話した逆算思考だね

プレゼンは、ゴールを達成するためにある。
だから、聞き手にどうしてもらいたいのかをはっきりと確かめたうえで、ゴールを達成するために何をすればいいかを逆算して考えるんですね~。

なお、「理解してもらう」ことをゴールにしてはいけない
#むちゃくちゃ大事
「営業部の○○さんにかけあってほしい」など、「理解した上で何をしてほしいのか」が必要です。

また、「きれいに話すこと」も、プレゼンのゴールではありません
相手を動かすことがゴールです。
相手を動かすためにできることは、なんでもやりましょう。
根回しをしておいたり、相手が望んでいることに「相手にしてもらいたいこと」をプラスしたり、プレゼン後にフォローしたりといった前後のアクションも、トータルで設計するべきです。

1分で伝えるテクニック

「結論」と「根拠」でロジカルに考える

話には「結論」と「根拠」があります。
結論は1つですが、根拠は複数あることが多い。
結論を一番上に、根拠をその下に並べると、ピラミッドのような形になりますよね。
このピラミッドがしっかり組めていれば、話が不必要に長くなったり、伝わらなくなったりすることはありません。

「これが結論です。理由はAでBでCだからです」というだけで話は伝わる。
この基本の型にはめて考える癖をつけておけば、説得力のある話し方ができるようになりますよ。

相手を動かす「結論」を伝える

ビジネスでは、「結論を先に話せ」と言われることが多いですよね。
確かにその通りなのですが、そもそも「根拠」と「結論」を混同している方も多いんです。
#違いを説明できますか?

たとえば、「Aはこんな状況で、Bはこんな状況だ」というのは、結論ではなく根拠です。
仮にAという結論をだしたいと考えているのであれば、根拠を広げて、「Aのプランを優先させるべきだ」という結論を導き出さなければならないですよね。
そのうえで、伝えるべき結論は何か、聞き手に受け入れてほしいことは何かを明確にする。
結論を出すには、まず手元にある根拠を並べてみて、「だから何?」と自分に問いかけるのがポイントです。

企画をプレゼンする場合、「こういう企画である」と「この企画は売れる」のどちらが結論なのか、悩むかもしれない。この場合は、「この企画は売れる」が結論。さらに言えば、「この企画は売れるからやりましょう」が結論になります。プレゼンは相手を動かすためのものだから、相手を動かす方向を示すのが「結論」だと考えよう

「根拠は3つ」で相手に伝え、納得させる

人は根拠がなければ、納得しません。
#ときには「ハッタリ」の技術もいるけどね
#この話はまた今度
しかし根拠を並べすぎても、印象に残りません。
根拠は、3つを目安にして用意するといいですよ。

3つの根拠は、結論を言った後に伝えるのがおすすめ!

プレゼンとは、自分が伝えたいことの骨組みや中身を、相手の頭の中に移植していく作業です。
自分の頭の中にしっかりと「結論」「3つの根拠」という骨組みがあれば、相手にも伝わりやすいんですね~。

結論と根拠をつなげる

結論と根拠の骨組みができていれば、1分で話すことができます。
これを、より伝わりやすくするためには、その骨組みを「ロジカル」に作ることが必要になります
「ロジカル」とは、意味がつながっているということ。

結論と根拠は、意味がつながっていなければならない。
たとえば、「雨が降りそうだから、外出しない」は理解できますよね。
しかし、「雨が降っているから、キャンディーをなめよう」は意味がつながっておらず、意味不明。
#いや、晴れてても舐められるやん
#てか、いつでもいいやん
#っていうツッコみが入る

結論と根拠を述べる際は、聞き手にとって意味がつながっていることを常に意識しよう。
声に出して読んでみる、他の人にも聞いてみるなどして、意味がつながっているかどうかを確認するのがいいですよ。

1分でその気にさせる「テクニック」

相手の頭の中にイメージをつくる

ロジカルであることは重要ですが、それだけでは人は動きません。
聞き手の感情を揺さぶる必要があるんです。
そのためには、聞き手の想像力をかき立て、頭の中にイメージを作らせることが大切

たとえば、マンションを売る営業マンのセリフとして、どちらが伝わると思いますか?

A案は、「駅から3分。公園も近い閑静な住宅街の物件です」。
B案は、「木や花の多い公園が近いので、小さいお子さんがいらしたら、喜びますよ」。

B案であれば、「朝、はつらつと自宅を出て、駅に向かう自分のイメージ」や「奥さんが子どもと、敷地内にある公園で、笑顔で遊んでいるイメージ」などが頭の中に生まれ、「買ってもいいかも・・」って思いやすくなるんです。

このように、聞き手にイメージを抱かせるためには、まず、ロジカルに事実を認識してもらわなければならない。「駅からマンションへの道のりはこんな感じか」「敷地の中の公園は自由に遊べるんだ」といったこと。
そういったことを認識したうえで、与えられたイメージの中に自分をあてはめて考えてもらったほうが、「ここで暮らす自分」をイメージしやすくなります。
伝える側は、想像が広がるのをサポートするだけで、こんなにもきっかけを相手に与えることができるんですよね。

聞き手の頭の中でイメージを膨らませる方法

イメージしてもらうために最もシンプルな方法は、ビジュアルを見せること。
#目で見る情報は強い
言葉で説明するよりも、ビジュアルのほうが断然わかりやすい
写真や絵、動画を使い、しっかりと説明しよう。
先述したマンションの例でいえば、マンションの外観や施設の写真を見せることがよさそうですよね。

ビジュアルがない場合は、「たとえば」と具体的な事例を示そう。
この一言があれば、聞き手が抱くイメージが具体的になる。
さらに「想像してみてください」「あなたがもしこの世界を経験するとしたらどうでしょう」と一言添えると、聞き手がイメージの中に入り込んできてくれるだけでなく、自分の頭の中でイメージを膨らませてくれますよ。

このように、ロジックで左脳に、イメージで右脳に働きかけることで、聞き手を動かすことができるようになるんですね~。

こんなときは、どうする?

突然意見を求められたら

会議や相手と話しているとき、急に意見を求められたら頭が真っ白になってしまって、何も言えなくなってしまう人は多いでしょう。
そのときに大事なのは、相手が何を質問しているのかを考えること

まずは落ち着いて、相手の質問を聞く
そしてその質問に対して「Yes/Noで答えればいいのか」「アイデアを聞かれているのか」「懸念点を答えればいいのか」をとらえます。
この時点では、まだ答えを考えなくてもいい。
聞かれたことを把握し、どのような形式で答えるのかを整理することが大切です。

次に、答えのピラミッドを作る。
結論を決め、根拠を3つ加えて、具体例を1つ以上いれたらできますよね。
「YES/NO」を聞かれているならば、最初に「YES」か「NO」かを伝え、その理由と具体例を添える。
アイデアを聞かれているならば、アイデアを伝えた上で、理由と具体例を続けよう。

なかには、意見を言うとすぐに否定する上司もいます。
そういう上司には、あえて「ツッコミどころ」を用意しておこう。
たとえば、主張と根拠のピラミッドの「根拠」の中に、あえていい加減なものを1つ入れてみる。
すると、上司はすぐさまそこを指摘するだろう。そこで「おっしゃる通りですよね!」と賛同する素振りを見せつつ、すかさず用意してあった別の根拠に入れ替える。
こうすれば、相手を立てつつ、自分の思った通りの方向で進めていきやすくなりますよ。

プレゼンは相手を動かすことが目的です。
こうしたテクニックを使い、相手を操縦するのもひとつの方法だといえますよね。

聞き手が話を聞いていなかったら

聞き手が自分の話に集中していないような気がするときは、自分の声の大きさを見直してみましょう。
相手に伝わらなかったり、相手がきょとんとしていたりするとき、その原因の7割ほどは「声が小さい」ということだけ。

声のトーンも重要です。
声のトーンが最初から最後まで同じではいけない。
大事なポイントを大きな声で言う、というのも1つです。
しかしそれだけでなく、1つひとつの表現に意味合いを込めることが重要なんです。

自分が伝える言葉の1つひとつにどんな意味を込めたいのか、明確にイメージしながら話すと、自然とトーンが変わってくる
たとえば、「皆さん」と呼びかけるときも、それはどこにいる誰なのかをはっきりイメージしよう
すると、言い方が変わりますよ。

また、きちんと聞き手1人ひとりに向かって話すことも意識しなければならない
会場という「空間」や地面に向けて話すのではなく、1人ひとりに声を届けようとトライすることが大事。

伝える力は、練習しなければ上達しない。
#行動あるのみです
プレゼンの練習をしないビジネスマンが多いんですけど、ミュージシャンや俳優のように、繰り返し練習するべきことなんですよね。
何度も練習し、録音し、使う言葉や声のトーンを変えて、伝え方を工夫する。
練習する時間がとれないのであれば、普段の会話を練習の場として会話を行ってみるだけでも効果的!
色々試し、誰かに聞いてもらってフィードバックを受けるのが効果的ですよ!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

コミュニケーションをとらずに生きていくってのは、可能ですが無理です。
#おいおい、矛盾しているぞ
閉鎖的な環境に身を置いて、ネット通販で暮らし、テレビが会話の相手っていう生活もできますが、本来わたしたち人は旧石器時代から「群れて」生きてきました。
#マンモスをみんなで倒したでしょ
群れて生きてきた結果、自分たちが安心して暮らせる「村」や「町」が興って国があちこちで出来たんです。
つまり、私たちはつねに「誰か」がいることで生きていける。
おまけに、「誰か」と会話してコミュニケーションを取れたほうが、「幸せ」と感じる気持ちが強くなるんですよね。閉鎖的な環境よりも、「人」がいるからモチベーションにもつながりますからね。
だから「可能ですが無理です」って伝えた根拠なんです。
#1分で話せたかな笑

生きている限り、誰かにお願いすることは何百、何万回もあります。
お願いをするときに、相手が「気持ちよく相手のために力になりたい」って思ってもらえたら、嬉しいですよね?
それは、逆もしかりです。相手からお願いされたときに、「この人の力になりたい!」って思って行動するのと、しないのでは、その人の行動力が変わりますよ☺
あなたが持っている力を借りたいって思う人は、必ずいますからね✨

おしまい。

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