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尊敬できる人を見つけよう

おはようございます。

科学的に人の心理傾向を診断するMBTI診断というのがあるんですけど、
どうやら自分をキャラでいうと、自分の顔を誰かにあげる「アンパンマン」や
鬼滅の刃でいうと「竈門炭治郎」で衝撃を受けたるーさんです。
#まさかのアンパンマン
#夫にもやってもらったら
#バイキンマンだった衝撃
#まるで正反対

さて、今日は
尊敬できる人が「いる」のと「いない」のとでは違うよねっていうお話。
#今日は短い記事だよ
#さくさく読める・・・はず

みなさんは、尊敬している人がいますか?
#誰でもいいです
#人じゃなくてもいいです

尊敬って、そもそも日常で全然感じることがない・・・
って思う人もいると思います。
もしかしたら、日々を当たり前のように過ごしていると尊敬する出来事や、尊敬できる人がいないって思う人のほうが多いかもしれません。

尊敬できるなにかを探すヒントは、
「自分の人生で大きな影響を与えた人」
「自分にとってこの人の言葉があったから今の自分がいる」
という出来事を思い出してみてください。

#幼いころとかあるんじゃないかな~
#あとは中高生のときや就職してからもあるかもしれない

まだ出会っていない人もいるかもしれませんが、
必ず自分を変える出来事や影響を受けたなって感じる人に出会えますよ。

以前るーさんが書いたブログに書きましたが、
人は必ず「人」によって学びを得るんです。
最初は両親や家族、その次に先生とよばれる存在、友達、様々な「人」を通していいことや悪いこと、思いやりや創造性を学んでいきますよね。

だから、尊敬できる・できないという気持ちがなくても、多くの「人」と関わりをもって「今」の自分は生きてきました。
となると、誰かの言葉の影響って無意識に意識していることがあります。
おまけに、尊敬できる誰かや自分に影響をあたえた出来事って、いくつになっても忘れないんですよ。
なぜなら感情が必ず紐づけされているので、長期保存としてずっと記憶のなかに残るから。

るーさんでいうと、「死ね」という言葉を小学5年生から言わなくなりました。
ある出来事があまりにも衝撃的で、私は今でも覚えています。
それ以降、本当に言わないし、その言葉を言う人も好きじゃありません。
できれば、関わりたくないって思ってしまいます。
なんでそう思うようになったのか。

それは、小学5年生の男の子の言葉が心に刺さったから。
#ませてる~って、ここで思った方
#そんな可愛い話にはならなさそうです


その男の子をA君としますね。

A君は、小学5年生の時に親の転勤によって広島から転校してきた男の子でした。
性格も温和で優しく、困っている人がいたらすぐ手を差し伸べるような、クラスの男子には全くいないタイプだったので女子からも人気がありました。

ある日、るーさんはクラスの男子数人から変なことをいわれ、無視してもウザいぐらいにちょっかいを出し続けてくるもんだから、クラスの男子に向かって「死ね」と言いました。
自分の女の子の友達も男子も、嫌なことがあったらすぐ誰かに「死ね」「消えろ」っていうのが日常だったので、「みんなが嫌な気持ちになったら相手に言う言葉」「軽い言葉」だと思っていたんです。

その光景を見ていた温和で優しいA君が、「死ねって、そんな軽々しく言うものじゃないんだよ!」って声を荒げていってきたんです。
#あの光景は衝撃が大きすぎた

私にちょっかいを出していた男子は、「なんだコイツ、やばい人だよ」っと言ってどっかに行っちゃったんですけど、私はあまりにもあっけにとられて、その場にいました。
私があまりにも驚いていたので、A君はだんだん落ち着いてきたのか、温和な雰囲気に戻ってこう話してくれたんです。

「原爆って知ってる?原爆の日があるから、少しは知っていると思うんだけど。
僕はずっと広島にいたから、原爆についてよく知っている。広島にいる小学生は、みんな原爆がどういう出来事だったのか、どれくらいの被害があったのかっていうのを幼い時から親やおじいちゃん、おばあちゃんから話してもらえるし、小学校でも大きく取り上げられたからよくよく知っている」

私は、幸い原爆について詳しく知っていたので(自分の誕生日が近くになるとテレビは全て終戦特集か、原爆特集だったのでよく見ていた)、広島・長崎の人がどんな思いで受け止めているのかは当時の自分でも理解できました。

「僕たちのおじいちゃんの兄妹や親は、被爆している人もいれば死んだ人もいる。彼らは、好きで早く死んでいない。死にたくなかった。「まだ生きたい」って思っている人でも、あの日あの時、一瞬で死んだ人だっている。それなのに、今こうやって生きている人が簡単に相手に「死ね」っていうのは、命の重みをわかっていないんだよ」

・・あまりにも正論すぎて、私はそりゃそうだ、自分は何しているんだ・・て思ったのをめちゃくちゃ覚えています。
「・・ごめんね・・もう言わない」
って伝えてから、A君は笑顔でこう言ったんです。

「こうやって生きていることは当たり前じゃない。だからこそ、自分の命も相手の命も大切にしよう」っていってくれたんですね。
#小学5年生のときに
#こんなことを言ってくれる友達っていないよね
#A君は今なにをしているんだろうか

だから、私はその日から「死ね」「消えろ」は言わないんです。
思春期で、むちゃくちゃムカついたことや悲しいこと、傷ついたことがあっても、自ら死ぬってことや、死んでほしいとか、消えろとかは言わなかったんですね。
#A君の影響力よ

私は間違いなく、自分に影響を与えた人として自分が死ぬまでA君の言葉が刺さっています。
そのおかげで、今度は私が中学高校の時の友達に「死ね」「消えろ」撲滅運動を行ったくらいですから。
そして、私は今でもA君を尊敬しています。
当時の自分では、A君のような考え方は思えなかったし、自分の言葉でここまで誰かの人生に影響を与えるなんてすごいなと思うから。
#だからみなさんも
#簡単に「死ね」とか「消えろ」とか
#言わないほうがいいよ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
どんなきっかけで、今の自分がいるのか。
自分と向き合うことで見えてきますよ。

自分と向き合うことは、忙しい日々を過ごしているとなかなか時間がとれないかもしれませんが、
向き合うことで気づき、何かを「変える」ことはどんな人も、いくつになってもやれるんです。

是非、そんなことを考える時間をつくってみてくださいね!

おしまい。



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