やってのける
こんにちは!るーさんです。
ほぼ仕事とプライベートの境界線はないですが、楽しく過ごしています。
#案外その方が楽なのかも
今日は、「やってのける」お話。
【要約】
①目標の達成には先天的な能力が必要だと思われがちだが、それは誤解。
②目標達成に必要となる自制心は、個人差があるだけでなく、同じ人でも状況によって強くなったり弱くなったりする。
③やる気や自制心を高めたいときは、その行動の理由、「なぜ」を意識するのが効果的。一方、難しい何かに挑むときは、目の前のタスクである「何」に集中するといい。
④目標達成力を高めるには、目標のタイプを知り、適切なアプローチを選択することが効果的。
◯目標達成において重要な考え方
「目標を達成できるかどうかは、生まれつきの資質のみでは説明できない」と「目標を達成する能力は、誰でも高められる」という、この2つ。
たいてい、目標を掲げても失敗することの方が多い。
その失敗例で有名なのが、「ダイエット」。
結局、意志の強い人が達成すると思われがちですよね。
ただ、心理学で話すと、意志の力を「自制心(セルフコントロール)」と呼びます。
このコントロールをすることによって、誰もが目標を達成することができるようになります。
#それができないんじゃ・・と思う人は
#次を読んでください
◯自制心=筋トレ
誰にでも、自制心はあります。
しかしどんなに優れた人物でも、やるべきことが何なのかわかっているにもかかわらず、失敗をしちゃうもの。
オバマ大統領ですら、何度も禁煙に失敗しています。
その理由は、自制心の強さが筋肉と同じように変化するから。
自制心は個人差があるだけでなく、同じ人でも状況によって強くなったり弱くなったりするし、疲労することもあります。
スポーツクラブでエクササイズを終えた直後のように、何かを苦労してなし遂げた直後は、自制心をかなり消耗している。
すると、他の目標達成が難しくなるんです。
そう考えると、オバマ大統領が禁煙に失敗してしまう理由も理解できそうですよね。
自制心に関しては、他にもさまざまな事実が判明しています。
たとえば、報酬によってモチベーションを上げれば自制心の不足を一時的に補える場合があることや、定期的に自制心が求められる行動をとることで自制心を鍛えられるということなどがあります。
まぁ簡単にいうと、メンタルも体同様に「トレーニング」することで鍛えられますよ。
◯「なぜ」と「何」
目標を達成するには、達成すべき目標を明確に定めた方が良さそうですよね。
「どこか暖かいところに行きたいなあ」と思っているだけでは、南の島での休暇は実現しません。
目標を考えるときに重要な視点の1つは、「何」と「なぜ」の考え方の違いを知ること。
たとえば「家のなかを掃除すること」で考えますね。
「何」の視点から見れば「床に掃除機をかけること」
「なぜ」の視点から見れば「快適な住まいをつくること」
別視点「家賃を払うこと」で考えると
「何」の視点から見れば「銀行に振込みをすること」
だけど、「なぜ」の視点から見れば「生活する場所を確保すること」になりますよね。
抽象的な「なぜ」と具体的な「何」の違いは、動機付けにおいて一長一短なんです。
だから、状況に応じて適切なほうを採用することが大切ですよ。
抽象的な「なぜ」は、小さな行動を大きな意味や目的に結びつけられるため、意欲を向上させやすい。
残業しなければならなくなったときは、「あと1時間、現場で作業をし続ける」と考えるよりも、「このひと頑張りがキャリアアップに結びつく」と捉えたほうが、やる気が出やすいですよね。
一方、「何」を基準にすると、具体的な行動に意識が集中します。
複雑で難しく、不慣れな目標に取り組むときや、具体的な行動に着手しなければならないときには、「何」に集中するといいんです。
まとめると、やる気や自制心を高めたいときは、その行動の理由、「なぜ」を意識的に考えるのが効果的です。
難しい何かに挑むときは、いったん「大きな絵」は忘れ、目前のタスクである「何」に集中するといいですよ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊
普段のプライベートにおいても必要な思考です。
是非、実践してみてください✨
おしまい。
この記事へのコメントはありません。