ニトリの働き方②
おはようございます。るーさんです。
おいしいフィナンシェを食べながら優雅な朝を迎えたいと思いつつも、
なんだかんだ寝ることを優先して、家を出る10分前におきる日常を過ごしています。
#結局寝ちゃうよね
今日は、昨日の続きをお話します📝
【要約】
① 変化のスピードが激しい現代では、即断・即決・即行が必要。顧客視点で経営すれば、利益は自然とついてくる。
②人が成長するために必要なことは、一歩先を意識して仕事をすること、良いものは素直に採り入れること、短所を克服するより長所を伸ばすことだ。
〇成功の要はスピード
新しい仕事には失敗がつきものです。
しかし失敗を恐れては、成長しない。
1勝9敗だったとしても、その1勝には大きな価値がある。
変化のスピードが段違いに上がっている現在では、ぐずぐずしているとチャンスを逃してしまう。
だからこそ、「即断・即決・即行」が必要です。
高いアンテナを張って誰よりも早く変化をキャッチし、調査に基づいて即座に対応を決め、準備が50%であってもすぐに進み始める。大事なのは決めたら即、行動に移ること。
計画がうまく進まなければ、朝令暮改どころか「朝令昼改」で変更してもよい。
普通は3カ月かかることを1カ月でやれば、他を制して市場を制覇できるかもしれない。
先んじて挑戦することが、未来を切り開く。
指示に対してすぐに動かない社員、「忙しいので1週間待ってほしい」と言い訳する人は、考えるだけで何も行動に移せないものです。つまり、行動力がないと言われるゆえんですね。
ブーメラン現象
雨後の筍のように生まれる新ビジネスは、その大半が姿を消していく。
その理由は、提供する商品やサービスと顧客のニーズとの間にギャップがあるからでしょう。
自社の利益だけを追い求め、顧客の利益を無視した企業はとても多い。
しかし、顧客にお得感を持ってもらうことが次の購買につながる。
顧客が求めるものを真剣に考えたところに生まれる商品やサービスは、顧客の暮らしを変える力があります。
世の中の変化に伴って顧客のニーズが変わっても、1つだけ動かないことがある。
「お客様にとって、値段が安いことが一番うれしい」ということ。
給料は同じでも商品やサービスの値段が半分になれば、所得は倍になったのと同じ。
暮らしを変える新しい機能、適正品質の商品を、低価格で提供するためにどうすればよいかだけ考える。
そうして挑戦を続ければ、利益は後からついてくる。
すると、儲けるのではなく自然に儲かる、という好循環が生まれる。
このことを「ブーメラン現象」と呼んでいます。
「儲けたい」という思いを捨てて顧客に尽くせば、逆に儲かるという状況をつくり出すことが理想ですよね。
自己投資は20代から
誰も想定しない挑戦、前人未踏の道を選び、それまでこの世に存在していなかったものに取り組む。
どんな仕事も「先制主義」で、必ず一番手になることをめざす。
これは会社だけでなく個人でも同じです。
まず部署の中で、何かの一番になる。
そこから世界一に向かう向上心を持つことが、大事。
経験が浅い20代でも、その年代に必要な自己育成の方法や時間の使い方がある。
さまざまな場所、店、展示会などを回り、繁盛している原因を分析してみればいい。
社外にも交友関係を広げる。
そして、得た知識が完全に自分のものになるまで繰り返し実行する。
会社はそのチャレンジをする場と考えればいいんです。
〇常に成長を意識する
一歩先を意識する
人間には、3つのタイプがあります。
自ら積極的に仕事に取り組む力がある人、他者に刺激を受け積極的になる人、消極的で変化しない人。
最もチャンスを与えられる第1のタイプは少なく、多くは第2のタイプです。
第2のタイプの人が、刺激を与えてくれる上司や先輩などに出会えない場合は、自分に与えられた仕事を意識的に好きになることが大切。
その努力をしなければ、仕事の面白さはわからない。
仕事を好きになるには、自分で問題を解決する成功体験をすることと、「できません」などの否定的な言葉を使わず仕事に打ち込むことがポイントです。
そうして成果が認められれば、次のチャンスが与えられる。
その好循環を自分で生み出すことが、大事です。
ニトリでは入社後、店舗勤務からスタートする。
その間も自分が希望する部署との関連を考えて業務にあたれば、一歩先を意識した仕事ができる。
現場から得られる学びは、無数にあるんですね。
素直に採り入れる
素直さは、人の成長を促します。
得た情報や知識に少しでも良いものがあれば素直に採り入れ、過去の成功や今のやり方をスッパリ切り捨てる。
大事なのは、いいとこ取りをしないようにして、やるなら100%採り入れ、不具合があればその部分を修正することです。
ニトリの品揃えはまず米国を100%真似し、日本に合う部分を残して今の形になった。
人から何かを学ぶ際も、同じです。
素晴らしいと思う人の一挙一動を、真似る。
まだ師匠と思う人がいないなら、自分で探して見つける必要がありますよ。
長所を伸ばす
人は不得意なことを克服すると成長する。
しかし、コンプレックスを気にしすぎると、不安を回避しようと回り道をして、結果につながりにくい。
それより自分の長所を早く見つける方が、いいですよ。
ただ、自分で自分の長所は気づきにくい。
適性や向き不向きは、いろいろな仕事に挑戦して経験を積むことで徐々に見えてくるものだから。
まずは、上司に聞いてみるといいですよ。
自分のことは案外、自分では見れていないもんです。
だから上司がすべきなのは、部下の短所をわざわざあげつらうことでなく、得意なことをどんどんさせること。
長所を伸ばすことは組織を強くする、一番の基本です。
〇指示、報告、説得
具体的な数字で会話する
ビジネスでは、つねに数字を分析する力が求められる。
現実を正しく把握して、科学的で論理的な思考をしなければならない。
それがなければ、ギャンブルと同じ。
仕事の報告をする際に求められるのも、この数字のリアリティである。
進捗、完了時期、成果などの報告で数字を入れると、平等に評価することができるようになります。
新商品を作る時は、その商品の良さを証明する数字は必須条件。
数字的な根拠が無いと、売れなかった場合に課題を検証することすらできないから。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺
おしまい。
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