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やりたいことを見つける方法②

こんにちは。
誰かに些細な「いいこと」をした日って、なんだかラッキーな1日になりやすいんですけど、
結局は、「ポジティブな気持ち」で日々を過ごせたもん勝ちなんじゃないかと思い始めているこの頃です。

さて、今日は昨日の続き📝
#2部でお届け予定でしたが
#伝えたいことが多いので3部作でお話します

〇自己理解メソッド

好きなこと×得意なこと=やりたいこと

本の著者:八木さんが提唱する「自己理解メソッド」は、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つを重要な柱としています。

「やりたいこと」とは、「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」ですよね。
好きだけじゃ事をうまく運べないし、得意だけでも好きじゃなければやりたくないって思っちゃいますよね。

「好きなこと」とは、自分が興味を持っていて、もっと知りたいと感じる、情熱がある分野のこと
いい例が、アイドルのファンや好きな俳優や女優などが分かりやすいと思います。
好きだから、ついついどのテレビに出るのか、雑誌に載るのか、彼女彼らのSNSを追っかけてしまう、あの感覚。
あれは、まさしく「好きなこと」と言えますよね。

また、ここでいう「得意なこと」とは、自然と人よりもうまくできてしまう「才能」のこと
注意したいのは、英語やプログラミングなど、後天的に習得できる「スキル・技術」のことは該当しません。
じゃあ何かっていうと、コミュニケーションや共感性、努力しなくてもできてしまうこと。
コミュニケーションって後天的に思いやすいのですが、得意な人は恐ろしいくらい何の努力もしなくても相手を「魅了」するんです。
共感性も、集団行動して培うんじゃないの?って思いやすいですが、
幼いころから相手がどんな気持ちなのか、人だけではなく動物や植物など、どんな対象にも共感してしまう人もいます。
どんな仕事でも使えるのが「才能」であり「得意なこと」と言えますから、見極めるポイントとして「人よりも楽にできちゃうこと」を見つけてみましょう。

さて、整理すると。
「やりたいこと」は、「What(何を)=好きなこと」×「How(どのように)=得意なこと」の組み合わせですよね。
よく、「好きなことを仕事にしたほうがよい」と最近は流行りの言葉かってくらい、いろんな本で見かけます。
おまけに、ついに正反対の「好きなことは仕事にするな」なんて言うもんだから、
個人的には、自分が思いたい方でよくない?って思っちゃいますけど笑

ポイントがあります。
好きなことだけを基準に仕事を決めるのは、危険ですよ。
たとえば、本(What)が好きだからといって、本屋の仕事(How)が好きだとは限らない。

本が好きと思うのは、自分が読むのが好きなのか、それとも書くのが好きなのか。
読むのが好きならば、読み手として得ている情報を本屋さんや、学芸員となって図書館の一員となりお客様に貢献したいのか、
それとも、作家として小説を書きたいのか、得た知識を本にしたいのか、
はたまた、出版社に入って好きな雑誌を作る「作り手」側になりたいのか。

まぁ、沢山あります。
「やりたいこと」を考える時は、具体的な仕事内容も自分にあっているかを見極める必要があります。
大抵の人は、ここまで「具体的」に考えられず、
結局「好きなことを仕事にできるのは、ほんの一部じゃん」といって諦めちゃいます。
しかし冷静に考えてほしいのは、「あなたは、具体的に好きなことを掘ったの?」ということです。

好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと

「やりたいこと」に「大事なこと」をかけ合わせると、一段上の「本当にやりたいこと」になりますよね。
ここでの「大事なこと」とは、働き方を決める上で最も重要になる、「価値観」のことです。
「自由に生きたい」「人に優しく生きたい」といったようなことが、この「価値観」に当てはまります。
「やりたいこと」で示した「行動」だけでなく、価値観といった「状態」も合わさって初めて、「本当にやりたいこと」になるんですね~。
#方程式だね

「なぜ仕事をするのか?」(Why)と聞かれた時に、「大事なこと」が答えになります。

これらの3つの要素を明確にしておけば、就職・転職活動でも何を軸に考えればよいかわかりやすくなり、面接でも根拠を持って受け答えできるようになりますよ。
「なぜこの業界なのか?」には「好きなこと」、「どうやってこの仕事で成果を出すのか?」には「得意なこと」、「なぜこの会社なのか?」には「大事なこと」で答えることができるますからね。

自己理解メソッドの3つのルール

最初のルールは、「『好きなことで生きる』は間違い」ということ
「好きなこと」は、あくまで「仕事の目的」を実現するための「手段」であり、最終的な目的ではないですよね。
たとえば、飲食店を経営している人にとって、料理は来てくれる人を健康にしたり、居心地の良さを感じてもらったりするための手段です。
自己満足な料理では、お客さんに価値を与えることはできない。
また、変化の大きい時代に「手段」にばかり固執してしまっては、その事業が立ち行かなくなった時に途方に暮れてしまうことにもなる。飲食店の経営が苦しくなった時、料理という手段にこだわらなければ、目的を実現するための別の手段を選ぶことができるはずですよね。
まずは「大事なこと」から生まれる「仕事の目的」を、最初に見つけることが重要です。

次のルールは、「『好きなこと』の前に『得意なこと』から見つける」こと。
「やりたいこと」を考える時に、お金がない、仕事にならない、といった思考のブレーキを外すことは難しいでしょう。
そこでお勧めなのが、まず「得意なこと」から考えるということ。
どんな状況でも使える自分の長所が明確になれば、思考のブレーキが外れ、やりたいことも見つかりやすくなります。自分じゃ得意なことが見つからないって思う人は、素の自分を見てくれる身近な家族や友達に聞くといいかもしれません。ただし、個人的にはおすすめではありません。
素を出せる人は、人によって誰かがいると常に「取り繕ってしまう」人もいますからね。
できれば、マインドフルネスを利用して出来る限り「自分で」見つけられるといいですよ。

最後のルールは「『細かい実現手段』は考えてはいけない」こと。
「ブログを書く」「どの会社に転職するか」など、「実現手段」を考えるのは「本当にやりたいこと」が見つかった後の話です。案外、ここを押さえている人が少ないですよね。
車のナビと一緒です。
目的地が決まれば最適な移動手段とルートが決まるように、「本当にやりたいこと」が決まれば、「実現の手段」もおのずと定まります。実行の手段は最初から考える必要はないし、また変えていってもいいものなんですね。

続きは、また明日!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺

おしまい。

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