「Giver」になれ
こんにちは。広報担当の諸江です。
今日はいつもと同じ睡眠時間なのにいつもよりも寝覚めがよく
「やっぱり睡眠って質だよなぁ」を体感した朝です。
#短時間でも睡眠の質を上げる方法模索中
さて、今日は「与えられる人になったら強い」というお話。
3タイプの人々
この世には、3つのタイプがいます。
Giver(ギバー)、Taker(テイカー)、Matcher(マッチャー)
#ここからはカタカナ表記で
ギバーの人は、常に他者を中心に考え「相手が何を求めているのか」を注意深く観察し相手がのぞむことを提供してく人。見返りを求めてずに奉仕する。
テイカーの人は、常に自分の利益ばかり考えて、相手よりも自分が一番得をしようと考えている人。競争社会にいかに勝てるかだけを考えている。
マッチャーの人は、ギバーとテイカーの中間。公平な人。何かを与えられたら相手にも与えるし、特に何もなければ何もしない。自己防衛が強い人。
さて、あなたはどのタイプですか?
秒速で答えられた人は、自分自身をよく理解している人だといえます。
逆にわかっていても人の目を気にして、本当のタイプを言えないって人も出てくるでしょう。
それぞれのタイプは全然違いますが、
私は実際に全てを体験したことがあるから言い切れます。
皆さんが目指すといいのは「Giver」です。
テイカーが悪だとされる理由
どう見ても、テイカーは悪役としか思えないタイトルですよね。
まさしく、その通りです。
ですが、知らず知らずあなたも「テイカー」になっていることの方が多いんです。
簡単にいうならば、「この人と一緒にいると得をしている」「この人は使えるから一緒にいる」「相手が損しても私が良ければ問題なし」なんて思ったことがある人は、まさしくテイカー経験者と言えます。
自分は何にも損をせずに、相手から時間もお金も労力も全て奪っていく。
#寄生虫だなぁと勝手に思っている
恐ろしいのですが、自分自身が今まで5000人以上の人たちに会ってきたから言えることは
6−7割の人がここに属していました。
なんでそうなってしまうのかというと、まず1に社会で活躍するためには誰かを蹴落とさなければならないと考えている人が多いこと。2に自分の夢を叶えたいから。最後に自分が目立たないと周りの人から評価してもらえないと思っているから。
大抵は、その理由が多いです。
確かにそう思ってしまう気持ちもわかります。
自分をPRするには、なんとか目立たないといけない。
しかし、よく考えてみると、テイカーの人だらけになったらこの世は終わります。
みんながみんな、蹴落としあいになるから。
けど、それって本当に「自分の夢や自分の幸せ」を叶えたいことにつながるのでしょうか。
もし今世界中の人がテイカーだらけだったら、そもそもビジネスはできないしボランティアも生まれない。
つまるところ、自分の向きあていないところが顕在化した結果が「テイカー」だと言えるのです。
マッチャーは動かない
見た印象だと、マッチャーがいいじゃんって思った方が多そうですね。
だって、リスクもなければ互いに与え合うこともしている。
確かにそうなのですが、このマッチャーは「自ら行動すること」に制限をかけてしまうのです。
なぜなら、相手からもらわないと自分は提供しないから。
何より「自分が損をしたくない」という考え方は残っているので、自分から与えることが難しい。
けど、相手からもらえるならば私も与えるよっていうスタイルなので、相手からの行動次第で自分が動くから行動がGiverより遅いですよね。
そもそもこのマッチャーの危険なところは、メンタルの不安定さによっては「テイカー」になりやすいところ。
メンタルが安定している時はマッチャーとして行動していますが、不安定な場合は「損得」で動いてしまう選択を選びがちになりやすいため、あまりおすすめできないタイプ。
しかし、どうしても自分から行動を起こすのは腰が重いっていうならば、ここのタイプにいたらいいと思います。その代わり、爆速で自分の夢を叶えたり、自分の幸せを追求し続けられるとは言い切れないリスクをあなた自身で選んだということになるので、爆速で夢を叶えている人や自分の幸せを追求し続けられる人の愚痴や悪口をいう権利はありません。
Giverになるには
中田敦彦さんのYouTube大学でもお話がありましたが、まずは自分自身が「ビュッフェを振る舞う人」になることが大切です。相手が手に取りそうな内容のものを用意すれば、相手からしたらよだれをだらだらこぼしながら、手にするもの。つまり、相手が何を求めていて何をされたら喜ぶかをキャッチした上で行動することがポイント。
#自分の主観で相手が喜びそうはいらない
ここからが、すごく大事です。
下手くそな人は「私が思うに、〇〇さんはこれ好きそうに見えるからこれをあげよう」って何かを用意しGiveしたとしましょう。しかし、相手は1ミリも喜んでいないし、なんか気を遣われているなんてことがありますよね。私は相手のためにしてあげたのに!ってなるかもしれませんが、あなたの主観で判断してしまっているので相手が本当に何を求めていて、何をされたら喜ぶかをキャッチしていることにならないのです。
けど、「〇〇さんはいつもあのアニメキャラクターのものを身につけているし、会話の中でファッションの話をする時生き生きと話していたな。実際に本人から好きって言っていたし」という裏付けがあるものを元に、相手が喜ぶものを提供することが本物のGIverになります。
それだけ、Giverになるにはまず「相手が何をしたら喜ばれるのか」を本当の意味でマーケティングする必要があるんですね〜。
また、GIverにも2種類のタイプがいます。
自己犠牲型と他者思考型。
自己犠牲型は自分が損をしても、相手を優先すること。
他者思考型は相手が多く受け取る設計をしながら、自分も他者から還元されること。
自己犠牲型は、どんなに頑張って人を助けても自分が損をしてまでやるので、気づいたら自分がボロボロになりながら誰かを救っている状態になる。
その反面、他者思考型は相手優先で考えているけど、必ず自分にもその相手から還元が来るように設計した上で相手が多く受け取られるような仕組みを考えます。
あなたは、どちらのタイプを目指しますか?
きっと多くの人が他者思考型を選ぶと思いますが、簡単ではありません。
なぜなら、この「設計」を考えられることが前提だからです。
私は「設計」を考えられないよーって思う人は、まず自分自身がハッピーになる方法をとりましょう。
相手を幸せにするには、自分自身が幸せであって気持ちに余裕がないとついつい自分本位になってしまう。
だから、まずは自分が常にハッピーでいられる状態にして、自分自身と向き合う。
そうした状態から「人のためにすることは巡り巡って自分のためになる」と言う言葉を大事に、相手がハッピーになれることをしていくことでいいのです。
今日は、そんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
おしまい。
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