1. HOME
  2. ブログ
  3. 日々
  4. 自律する子の育て方①

BLOG

ブログ

日々

自律する子の育て方①

おはようございます。るーさんです。

夏って楽しいから好きって思っていましたが、秋になれば美味しい食材が沢山あるし、冬はクリスマスがあるし、春は沢山のお花たちが咲くので、結果オールシーズン大好き野郎だったというのを、運転中に気付いたこの頃です。
#どの季節が好き?って聞かれたら夏って答えていたけど
#全部だった

さて、今日は「自律する子の育て方」というお話📝
これは、科学的根拠をもとに書いている本です。
子育てのお話をしている本なのですが、「育成」に変わりはないので
・後輩を育てている人
・人材育成に力を入れようとしている人

におすすめな記事です。
応用することができると思いますので、何かのヒントにしてみてください。
#これは3部作でお届けします

【要約】

教育の本質的な目標は、子どもたちが自分自身を成長させ、幸せな状態をつくり出せるようになること。
その実現に不可欠なのが、「心理的安全性」と「メタ認知能力」の2つ。

〇こどもの自律を阻む日本の学校教育

行き過ぎた親心は「毒」になる

科学技術の発展とともに、経済や社会の構造は大きく変わりましたよね。
かつて常識だったことが、通用しない時代になりました。

そこに、コロナちゃんの大打撃。
自ら考え、判断し、行動できる「自律」が何より求められるようになったなぁと感じます。
はたして日本の学校教育は、こうした時代の変化に合わせてアップデートできているのでしょうか。

日本財団による「18歳意識調査」を紐解くと、日本の若者は「自分が社会や国を変えることのできる存在だ」と思っていない。そのため、社会に対して「責任を負う」という意識がなく、社会課題への関心も低い。

なぜ日本の若者には、当事者意識がないんでしょうね。
今中間管理職についている世代は、とくに感じていそうです。
その原因は、日本の社会全体がサービス産業化したことが関わっています。
自分で考えることなく、過剰なサービスを受けて育った子どもには、自分でなんとかしようという思考回路が生まれません
課題の解決に必要な「より良いサービス」を求めるだけで、満足がいかなければ「サービスの質」に文句を言うばかり。
つまり、受け止めないといけない事実として、今の若い世代がなんでこんなにも「無責任」になってしまったのか。
それは、昔の「大人」たちが創り上げてしまった事実
なんですよ。
なので、若者に対してあーだこーだ言っている人は、そのままそっくり鏡に向かって文句を言っているようなもんです。

子どもの自律と学力向上は両立する

子どもの自律性を育てることは、文部科学省の優先順位が高い目標です。
しかしそれが教育の現場で実践されているかというと、残念ながらそうとは言えない。

本来であれば、知育(勉強)・徳育(道徳)・体育でバランスを取るべきにもかかわらず、現状の教育内容は知育に偏り、学校はペーパーテストの点数を上げることに躍起になっていますよね。
手段が目的化しているのが、教育現場の現状なんですよ。
おまけに、親も「ペーパーテストで上位をとること」が自分の子どもとして誇りに思いやすい。
もう、最悪な悪循環になってますよね。
ペーパーテストで高得点を獲得し続けて、東大に入れたとしても、道徳理念が欠如すれば最悪犯罪をおこすような大人へと育ってしまう。
#怖すぎる

だから、今の日本はペーパーテストを行えても、臨機応変に対応する力や社会に関わる知識などを知らずに成人する仕組みなんです。

点数アップが学校教育の目的だと勘違いすると、子どもにつまずいたところを繰り返し復習するよう「命令」してしまう
#一度は親や先生に言われたことがあるんじゃないですか?
#今これを言ってしまっているならば、すぐさま止めたほうがいいですよ

本来なら子ども自身が「ここはよく理解できていないからもう一度勉強しておこう」と判断し、必要に応じて復習すべきにもかかわらず。

学力向上が目的化すると、「勉強時間を増やそう」という勘違いが生まれます。
OECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で、フィンランドに大きく差をつけられたとき、日本の学校は宿題を増やして挽回した。しかし当のフィンランドでは宿題は多くないし、放課後の塾通いもない。
子どもの主体性にまかせ、少ない学習時間で結果を出している。

子どもの自律と学力向上を両立させるキーワードは、「心理的安全性」と「メタ認知能力」。
この2つです。
これらをもとに、いまいちど教育の本質に立ち返ってみましょう。

これ、人材育成でも全く同じです。
つまり、大人になっても同じです。
主体性がなければ、結局「いやいや」やっているので身になりません。

何度同じことをいっても、行動が変わらない。
この課題に取り組む、ビジネスパーソンは多いと思います。
原因は、「本人は、やりたいとおもっていないから」
これじゃあ、仕事にならないって思うと思いますが、
本人がやりたくなるように声掛けをしたり、
最高なのは、本人と話して「やりたいことがあるかどうか」を聞き出せると、よさそうですよね。

ここで、「特にない」と言う人もいます。
特にないって言った人へ。
「特にない」といった人にも言葉の責任がありますから、がむしゃらに一生懸命上司から言われた仕事を行ってください。まだ、やりたいことが見つかっていないのですから、何かしらやりたいことがどこかに転がっていますよ。
また、上司としては、「特にない」と答えた人にあらゆる経験ができるように配置してみる。
行っている様子を注意深く観察して、本人が無意識に楽しそうにしていること、集中力が長く続くことをよく観察してみてください。
案外、自分の事ってわからないことのほうが多いです。
「きっと、これがすきなんだろうなぁ」と思うヒントは、見ていると必ず発見できます。
見つけられない場合は、観察の仕方が下手なだけ。
目線、言葉、仕草、動き方、対応の仕方・・・あげだしたらキリがありませんけど、
その人の行動に注意深くみていれば、何らかしらの発見があるはずです。

子育てと人材育成は、同じです。
対象が「子ども」か、「大人」の違いだけ☺

続きは、また明日!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます☺

おしまい。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事