任せきる
こんにちは。
今日は夏のような暑さを久しぶりに感じています。
ジメジメした暑さは好きじゃないけど、カラッと晴れた暑さは好きです。
#どうでもいい情報
さて、今日は「任せきる」ということについてお話します🗒
#要約なし
◯仕事もプライベートも同じ
子育てでは、こどもがやりたがることを1人でやらせずに、心配して大人が手助けしちゃうことが多いですよね。
つい、「怪我しちゃうから」「危ないから」という理由です。
これは、仕事でも同じ。
上司が部下に案件を任せても、任せきれずついつい口を挟んだり手助けしてしまいます。
理由は、「大きなミスにつながるから」「失敗されては自分が責任を取らなければいけないから」。
しかし、これらの行動は当事者である子供や部下本人たちの成長にはつながりません。
なぜ、成長につながらないと言い切れるのでしょう。
それは、結局のところ困ったら誰かが助けてくれるって思うからです。
何かをやるにしても、行き詰まったり不安になったら「お助けまん」が現れる。
彼ら、彼女らはそう思うと、自身で最後まで行動をしようと思わなくなるんです。
すると、どうでしょう。
今の中間管理職以上の大人が言うことは、
「最近の若者は、根性がない」「やりきらない」「すぐやめる」など、こんなことを言います。
果たして、どうしてそんな若者ができたのか、考えたことがあるのかなぁと個人的には思ってしまいますが。
#決して大人に喧嘩を売っているわけではなく
#素朴な疑問
少なからず、そんな若者や子供が出来上がるのは周りにいる大人の影響が100%です。
つまり、「お助けまん」になっている人が多いんじゃないでしょうか。
◯本当の「お助けマン」とは
こうきくと、
じゃあ困っている時、危ない時は、放っておけばいいのねって言う極端な意見が出てきそうです。
そうではなく、相手の成長を思うのであればどんな時に「お助けマン」になってあげればいいのかを考えればいいのです。
本当に相手に成長してもらいたいと、真剣に考えれば考えるほど、
何でもかんでも自分でやってしまったり、相手に考えさせないことはしないはず。
と言うか、しないのがいいと脳科学としても立証されています。
例えば。
名コーチと言われている、野球の野村克也さん。
彼は、多くの優秀な選手を輩出しておりますし、監督してもチームを優勝させています。
ここで大事なのは結果を見るんじゃなくて、プロセスを見ること。
どうして、野村さんは優秀な選手を輩出できたのでしょう。
それは、本当の「お助けマン」としてコーチングしていたからです。
メジャーでも大活躍していた田中将大選手も、野村さんのおかげで今の自分がいると言っているほど。
彼が一番大切にしていたことは、選手に考えさせていたことです。
さて、これを応用していくと仕事でもプライベートでも、本当の「お助けマン」になれそうです。
◯お助けマンがすること
お助けマンがすることは、たった1つです。
相手をよく観察すること。
理科の実験のように相手のデータを取るべく、相手をよく観察することが大切です。
そして、困ったら本人から相談されます。
もしくは、相談できるような環境を整えてあげるのも、お助けマンの腕の見せ所。
ここでやっちゃいけないこと。
相談された時は、答えを言わない。
あくまでも、ヒントだけを伝える。
ヒントをもとに答えを出すのは、相談してきた本人です。
答えを考え実行し、失敗するなら仕方ありません。
本人にとっても必要な「失敗」でしたから。
次、同じようなケースが会った時にはこの経験が役立つでしょう。
それくらいの広い考えで、親や上司、先生と言われる人は、相手を信じてあげることも大切なんですね〜。
案外、人はたくましいので、わからなければ勝手にもがくもの。
もがいた分だけ、強くなれるし経験も豊かになりますからね。
今日はそんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊
おしまい。
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