原動力
こんにちは!
ブログ担当のるーさんです。
漫画から学べることが多くて、教科書も漫画にしちゃえばみんな読むんじゃないかとさえ思います。
#よくドラえもんで描かれているのが多いよね
さて、人間が一番「行動力」を起こすときってどんな時だと思いますか?
やる気になっているとき、楽しい未来があるとわかっているとき・・
様々な時に「行動」することを自ら選んで、動きます。
そして、原動力になりやすい感情が「怒り」です。
なぜかというと、戦争が終わらない理由は「怒り」が人から人へと継承されてしまうから。
喜怒哀楽という感情を、人間は必ずあります。
これらの感情は、常にわたしたちの「心」の中でおこり、どんなときに楽しみ、どんな時に怒り、どんな時に悲しむのかは、人それぞれ。
ここで大事なのは、以前お話した「感情と記憶が結びついたことは、永遠に脳内で刻まれる」という事実がカギになります。
そもそも、楽しい、嬉しいときは、幸せを感じるホルモンが分泌されます。もちろん記憶にも残り、それを思い出すたびに「心が温かくなる」という感覚になるでしょう。
ですが、悲しみを抱いたときは、人は自分を責めるか、他人を責めるかということをします。
この悲しみの原因はなんだ、なんでこんなに悲しいんだという考えを時が経つとともに起こります。そして、原因が「納得」できるものならば、自分の中で消化していく。どんなに時間が長くかかろうと、心の傷を癒そうとします。
ですが、「怒り」の場合は違う。
「怒り」になると、「我を忘れる」という言葉があるように、何かに憑依されたのではないかと思うほど、「怒り」の対象が消えるまで動こうとします。
そのいい例が、戦争です。
#今は昔に比べると平和だよね
#もちろん違う問題もあるとは思うけど
みなさん、「風の谷のナウシカ」っていうジブリ作品をご存じでしょうか。
あれは宮崎駿監督のデビュー作ですが、人と蟲がどう生きていくのかを描かれています。おまけに、人の醜い領土争いも描かれている。
これも、多くの感情が「悲しみ」から「怒り」に変わっていることばかり。
ナウシカにとっては、蟲と人が平和に暮らせる世界を望んでいるから、忌み嫌う「蟲」たちを殺そうとする人に対して「怒り」をあらわにします。
また、「蟲」にとっても、自分たちを理由もなく殺す「人」は敵だとみなし殺します。
つまるところ、すべて「怒り」の原動力が大きいんですね。
#すごく端折った
そう思うと、人って普段行動力ないよね、自分はあまり積極的に動かない人って思うならば、一度こう考えてみてはどうでしょう。
#あくまで仮説だよ
もしも、自分の大切な人を誰かに殺されたら?
#映画でいうならばR指定になりかねない
おそらく私は、感情を制御できずに必ずその相手を見つけて「報復」をしないと気が済まなくなると思います。自分が捕まってもいいから、確実に「報復」をしてやりたいって。
まぁ、冷静に考えると、毒タイプのようにじわじわと追いつめる方法のほうが案外「人」は参っちゃうのかもしれないですが。
でも、これって、ハンムラビ法典と一緒なんですね。
「目には目を歯には歯を」っていう言葉を説いた書物。
よく、「やられたら、やり返す」なんて言いませんか?
つまり、「怒り」って、喜怒哀楽の中で物凄く強いエネルギーなんです。
だから自分に行動力がないと思っている人は、あると思ったほうがいい。
そして、「あるけど使っていないだけ」と考えるのがよさそうです。
使ってないのは、使えないだけであって、使う理由が見つかれば自然とその「行動力」を使うことになりますから。
そう思うと、「怒り」って国を滅ぼすほどのエネルギーがありますから、恐ろしいですよね。
今日はそんなお話でした。
おしまい。
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