ユーザーが中心の組織②
こんにちは。るーさんです。
キレートレモンを飲んで、「甘いな」と感じる日は相当頑張った日だと判断できる材料の1つになっています。
#めちゃくちゃ酸っぱいのよ
#元気な時に飲むと
さて、今日は昨日の続き🗒
#要約なし
◯共創がユーザー価値を生み出す
誰にインパクトを与えるのかを考える
組織において価値あるモノづくりをするためには、以下の5つの要素のベクトルを、ユーザー中心に揃える必要があります。
【ビジョン】船の行く先はどこか
【ビジネス】船をどうやって前に進めるか
【チーム】船の仕事をどう分担するか
【サイクル】船をどう軌道修正していくか
【カルチャー】船員がどう協力しあうか
ここでの【ビジョン】は何を成し遂げたいのかという理念・目的地、
【ビジネス】は収益を上げて成長を維持するためのしくみ、
【チーム】は目的を同じくしたチームでモノをつくること、
【サイクル】は組織とモノづくりをサイクルで成長させること、
【カルチャー】は組織の土台をつくることを意味します。
特に【ビジョン】は、「なぜそれをするのか」という本質的な目的です。
ビジョンを共創の起点とするには、モノづくりが社会の「誰」にインパクトを与えるかを具体化した方が明確になります。
そしてこの「誰か」こそが、組織の視点を束ねるユーザーになります。
ビジョンが見えにくくなると、組織のメンバーはそれぞれの解釈で目的を決めてしまい、組織のベクトルがそろわなくなってしまう。
「ビジョンが達成された時に喜ぶのは誰か」を想像しながらユーザーを具体化する、いわゆる「プロトペルソナ」を設定していくことが大切です。プロトペルソナを通してモノづくりのビジョンを見つめ直せば、「どんな人に喜んで欲しいか」が具体的になり、視点が揃いやすくなります。
ユーザー価値を解決するモノをつくり出し、多くのユーザーに利用してもらえれば、健全なマネタイズのサイクルが生まれます。
そのためには、やはりビジネスとユーザー価値を密接に連携させる必要がある。
そのサイクルにつじつまの合わない部分があるとしたら、それを見つけ改善していく。
そうすることが、ユーザー中心に成長するビジネスモデルの構築につながるんです。
◯機能別チームから目的別チームへ
共創を生むのは「役割」ではなく「目的」
チームで価値のあるモノづくりをするためには、多様な専門スキルを持つエキスパートたちを掛け算した方がいいんです。
多様なメンバーをひとつにまとめる方法が、「目的別チーム」。
決められた業務を役割ごとに分業するチームが「役割別チーム」だとすれば、「目的別チーム」は特定の目的のためにさまざまなエキスパートを集めたチームになります。
目的別チームでは、多くのエキスパートたちがひとつの目的のもと、自身の役割にとらわれず自律的に行動する。
これを実現するうえでは、具体的でわくわくする目標を言葉にできるかが重要になります。
新しいユーザー価値を生み出そうとすると、「考えてわかること」よりも「試してはじめてわかること」の方が少なくないことに気づくでしょう。
多くの試行錯誤は失敗に終わるけど、大切なのは失敗を学びに変える学習のサイクルです。
チーム全体でさまざまなルートを検討し、軌道修正を繰り返すことで、新しいユーザー価値に近づいていけます。
よいカルチャーは共創の原点
すばらしいモノづくりの力を持つ組織であっても、悪いカルチャーが根付けば崩壊に向かいます。
組織って、そんなもんです。
日々の小さな行動を決定づける要素は、すべてカルチャー。
マサチューセッツ工科大学(MIT)のダニエル・キム教授は、組織のグッドサイクルの条件として、以下の3つを挙げています。
(1)お互いに尊敬し合い、心理的安全が高い状態になる(関係性の質)
(2)関係性の質が高いので、多様なメンバーから自由な発想が生まれる(思考の質)
(3)メンバーは、自律的に行動する(行動の質)
こうしたグッドサイクルを組織で回すことが、共創プロセスのはじまりとなります。
◯小さく行動をはじめ、共創を生み出す
成長フェーズに合わせて変化させる
私たちは、多くの物事を無意識で処理しています。
ですが「気づき」を得るためには、意識して見ることが欠かせません。
この「気づき」こそ、行動をはじめる際の起点となる。
その内容は人によってさまざま。
ビジョンに関することかもしれないし、ビジネスモデルに関することかもしれない。
あるいは、チームや関係性についてなのかもしれない。
いずれにせよなんらかの「気づき」を得たら、行動に移していく。
その際のコツは、大きな流れに逆らわず、普段の仕事のなかで少しずつ組織の流れを変えていくこと。
共創するまでにはさまざまなフェーズが存在します。
組織の状態をよく見て、いまどのフェーズにあるのかを想定する必要がある。
人を動かすためには、なによりも自分自身の「納得感」が欠かせない。
そして納得感は、実体験の振り返りから生まれるものである。
目の前にある課題をさらに小さく分解していくことが、行動に移すためのコツです。
こうした小さな行動の積み重ねこそが、やがて多くの人の心を動かし、ユーザー価値を生み出す組織へのムーブメントへとつながっていく。
行動するために、共にどんな目的で行っていくのかを共有できているといいですよね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊
おしまい。
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