「外」にあるものを使う
おはようございます。広報担当の諸江です。
美味しいご飯を食べることが活力だと改めて実感しているこの頃。
#ご飯大事
さて、今日は「外」を使うことが大切というお話。
脳の限界
私たちは、生き物界だと最強です。
理由は、考えられる力を他の生き物より与えられているから。
しかし、これは時にデメリットにもなる。
考えすぎてしまい、空回りばかりする。
人の脳には、限界が来ます。
老化したら悲しいくらい、考えたり覚えることができなくなる。
それに、どんなに「賢い」と言われるような人たちの脳でも、
同じことが言えてしまう。
しかし、他の生き物と同じように私たちにも「自分以外の情報」によって救われることだって、たくさんある。
自分じゃ思いつかないし、考えられないこと。
その情報によって、救われたことがあるのではないでしょうか。
五感に六感、空間情報、周りの人たちからの知恵。
それが「外にある情報を使う」ということ。
感覚
感覚については、どんな生き物もあります。
だから、もちろん人間にもある。
しかし、残念ながら私たちは情報社会になればなるほど、AIが進化すればするほど、世の中が平和になっていけばいくほど「使わない」ことを選びがち。
生き物も、平和な環境になると遺伝子レベルで変化して、「平和な世界で生きていけるような体」になろうとしてしまう。それと同じです。
そもそも、人は「虫の知らせ」という言葉があるように、感覚が研ぎ澄まされている人ばかりだった。
だけど、感覚を使わなくても生きていけるようになったら、使わないから退化してしまっている。
これって、情報を自ら遮断していることと同じなのです。
何か正しい判断をするには、体の内側にある声を「注意深く聴くこと」が必要。
「内側にある声」を聞けるようになると、自分自身がどんな状態なのか、正確な情報を得られることに繋がります。
この感覚には、もちろん大きな個人差がある。
だからどの人も高められるように、「マインドフルネス」という自分の内側に集中してみよう、が流行るのです。それが自分自身にある「内側の声」を聴きやすくするための訓練だから。
それだけ、感覚から得られる情報は人間にとって、一番知りたい情報を知ることができる機会になるのです。
空間
私たち、「人」は空間によっても情報を得られます。
心理学者のロジャー・バーカーさんは、日常生活における人々の行動を25年にわたって細かく調べました。
そして、「人の思考や行動は、過ごす空間によって強力に形作られる」という根拠がたくさん集まったのです。
つまり逆を言えば私たち「人」は、どんな環境でも最適なパフォーマンスを出せるわけじゃない。
自分たちにとって周りにいる人たちの人間性や調和がとれた場所であればあるほど、最高のパフォーマンスができるのです。
私自身も、空間の大切さを実感しています。
過ごしにくい場所にいると、自分自身の感覚が「不快」になるのでパフォーマンスが下がる。
だから、自分にとっての過ごしにくい、不快だと思う環境がどんな場所なのか自分自身で知る必要がありますよね。その情報を得るために、「感覚」を活かすのです。
知恵
自分で考えるよりも、相手の知恵を授かり真似することがいちばんの成功する近道、なんて言われますよね。
まさしくその通りです。
相手の知恵、先人たちの知恵というのは、すくならからず何らかしらの「結果」を得て相手に話しています。もちろん得ていないものありますが、何かを相談したら「自分が経験したこと、自分が知っていること」をもとに相手の相談内容の糸口を見つけようとしますよね。
だから、真似することに意味があります。
また、会話することによって「知恵」を得られます。
1人で黙々と考えているよりも、相手と話すことによって相手から「気づき」を得られる。
だからコミュニケーションが大切だと言われる理由になりますよね。
自分自身にとって、悶々と考えるよりも、感覚を活かして空間を大切にし、相手から知恵を得られることによって「外の情報」を活かすことになりますよ。
今日は、そんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
おしまい。
この記事へのコメントはありません。